コンテンツにスキップ

蜂の書/第3章

提供: Wikisource

蜂の書

[編集]

第3章

[編集]

<< 沈黙の中の七つの性質(実体)の創造について >>


地は"tôh we-bôh"[1]、すなわち、整えられておらず、装飾もされておらず、水の中に沈んでいた。[p. 8]水は地の上にあり、水の上には空気があり、空気の上には火があった。地は本来冷たく乾燥している。乾いた陸地は第3日目に木や植物が創造されたときに現れ、水は第2日目にそこから分離され、それらから大空が作られた。水は本来冷たく湿っている。「水の面を覆う霊[2]」について、ある人々は無知にもそれが聖霊であると想像したが、他の人々はより正確にそれは(私たちの)この空気であると考えた。空気は本来熱く湿っている。火は大気の上にある上層エーテルで作用していた。火は熱のみを持ち、光は持たなかった。光体が創造された第四日目まで。これについては光体に関する章(第10章)で触れる。火は本来、熱く乾燥している。

脚注

[編集]
  1. 創世記 1:2、混沌とした廃墟。
  2. 創世記 1:2
この文書は翻訳文であり、原文から独立した著作物としての地位を有します。翻訳文のためのライセンスは、この版のみに適用されます。
原文:

この作品は1930年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。

 
翻訳文:

原文の著作権・ライセンスは別添タグの通りですが、訳文はクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスのもとで利用できます。追加の条件が適用される場合があります。詳細については利用規約を参照してください。