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日蓮（にちれん）宗（しゆう）派（は）の大本山（だいほんざん） 多摩（たま）川（がは）下（か）流（りう）の六鄕（ろくがう）を 渡（わた）ればやがて川崎（かはさき）の 大（だい）師（し）參（まひ）りの乘（の）り下（お）り塲（ば） 梨子（なし）の產（さん）地（ち）はこゝと聞（き）く 神奈（かな）川（がは）臺（だい）の景色（けしき）よく…

大森（おほもり）蒲（かま）田（だ）川崎（かはさき）や 鶴（つる）見（み）もいつかあとにして 東（ひがし）神奈（かな）川（がは）立（た）つ汽（き）車（しや）の 行（ゆ）くてはそれよ八王（はちわう）寺（じ）〔ママ〕 神奈（かな）川（がは）過󠄁（す）ぎて平󠄁沼（ひらぬま）の あなたを見（み）れば百船󠄂（もゝふね）の…

すきだす紙（かみ）の年（とし）にます 國（こく）家（か）の富（とみ）もいくばくぞ 春（はる）はさくらの飛鳥（あすか）山（やま） 秋（あき）は紅葉（もみぢ）の瀧（たき）の川（がは） 運動（うんどう）會（くわい）の旗（はた）たてゝ かける生（せい）徒（と）のいさましさ まもなくきたる赤羽（あかばね）は 品川（しながは）ゆきの乘替（のりかへ）塲（ば）…

すぐれば早（はや）も川崎（かはさき）の 大（だい）師河（しが）原（はら）は程（ほど）ちかし 急（いそ）げや電（でん）氣（き）の道（みち）すぐに 鶴（つる）見神奈（みかな）川（がは）あとにして ゆけば橫濱（よこはま）ステーシヨン 湊（みなと）を見（み）れば百舟（もゝふね）の 煙（けむり）は空（そら）をこがすまで 橫（よこ）須賀（すか）ゆきは乘替（のりかへ）と…

窓（まど）に迫󠄁（せま）れる黑姬（くろひめ）の､ 山（やま）の麓（ふもと）の福來（ふく）ヶ口（くち）､ 奴奈（ぬな）川妃󠄂（かはひめ）の神駐󠄁（かんづま）り､ おはせし媼（うば）の壞（ふところ）や。 姬川（ひめかわ）過󠄁（す）ぎて糸（いと）魚（い）川（がわ）､ 南（みなみ）へ行（ゆ）けば松本（まつもと）市（し）､…

もみぢの頃（ころ）にあらねども 王（わう）子（じ）の瀧（たき）も音（おと）たかし 秋（あき）は心（こゝろ）の雲（くも）はれて 月（つき）の光（ひかり）の墨（すみ）田（だ）川（がは） 墨（すみ）繪（ゑ）に似（に）たる水（すゐ）神（じん）の 森（もり）のながめもおもしろや 月（つき）にうかれて舟（ふな）出（で）する…

信濃國（しなのゝくに）淺井冽作歌 北村季晴作曲 信濃の國は十州（じつしう）に　　境（さかひ）つらぬる國（くに）にして 聳（そび）ゆる山はいや高（たか）く　　流（なが）るる川（かは）はいや遠（とほ）し 松本（まつもと）伊那（いな）佐久（さく）善光寺（ぜんくわうじ）　　四（よつ）の平（たひら）は肥沃（ひよく）の地（ち）…

赤（あか）く實（みの）るや長（なが）野（の）柿（がき） 中山隧道（なかやまとんねる）越（こ）え來（く）れば 御（み）影（かげ）河原（がはら）の伊那（いな）川（がは）や 川（かは）にはかくるくろがねの 橋（はし）の往（ゆき）來（き）もいとやすし 櫻（さくら）盛（さか）りに岩出（いわいで）の 觀音詣（かんのんもう）でも面白（おもしろ）や…

西（にし）には高（たか）く藻（も）巖嶽（いわだけ） 東（ひがし）に流（なが）るゝ豐平（とよひら）川（が）（〔ママ〕） 君（きみ）の恩（めぐみ）の厚別（あつべつ）を 過（すぐ）れば程（ほど）なく野（の）幌驛（ぽろえき） 江（え）別（べつ）の川（かは）の鐵橋（てつけう）を とどろに渡（わた）るも亦嬉（またうれ）し…

ともにしらるゝ妙（めう）義（ぎ）山（さん） 松（まつ）井田去（ゐださ）りて道（みち）一里（り） 新堀（しんほり）五（ご）料後（れうあと）にして つくは橫川碓（よこがはうす）氷（ひ）川（がは） 川（かは）瀨（せ）の波（なみ）に珠（たま）はしる、吾嬬（あがつま）ばやと呼（よ）ばゝりし 碓（うす）氷（ひ）峠（たうげ）はこゝぞかし、…

国立国会図書館デジタルコレクション:info:ndljp/pid/1172199/1/248 p.485 書誌情報：国訳大蔵経編輯部 編（東方書院　1932年） 横（よ）川（かは）法（ほふ）語（ご） 夫（そ）れ一切（いつさい）衆（しゆ）生（じやう）、三惡道（さんあくだう）をのがれて人間（にんげん）に生（うま）るること大…

菖（しやう）蒲（ぶ）は右（みぎ）に小（を）村（むら）井（ゐ）の 梅（うめ）さく里（さと）も遠（とほ）からず 金町（かなまち）過（す）ぎて江戸（えど）川（がは）を 越（こ）ゆればひだり松（まつ）戸（ど）驛（えき） 小（こ）金（がね）ヶ原（はら）の名（な）にし負（お）ふ 花（はな）のなごりは今（いま）はたゞ…

　よつて主文のように判決する。 　　昭和二十六年一月十二日 青森地方裁判所弘前支部　　　　　　　　　　 裁判長裁判官　豊　川　博　雅　　　　 裁判官　坪　谷　雄　平　　　　 裁判官　中　田　早　苗　　　　 この著作物は、日本国の旧著作権法第11条により著作権の目的とならな…

佐々木四（さゝきし）郎（らう）の先陣（せんぢん）に 知（し）られし川（かは）もわたるなり 共仁（くに）の都（みやこ）の跡（あと）と聞（き）く 加茂（かも）を出（い）づれば左（ひだり）には 木津（きづ）川（かは）しろく流（なが）れたり 晒（さら）せる布（ぬの）の如（ごと）くにて 川（かは）のあなたにながめゆく 笠（かさ）置（ぎ）の山（やま）は元弘（げんこう）の…

境（さかい）を過（す）ぐれば國分（こくぶん）寺（じ） 立川（たちかわ）越（こ）えて多摩（たま）川（がは）や 日野（ひの）に豐（とよ）田（だ）や八王（はちわう）子（じ） 織物（おりもの）業（げふ）で名（な）も高（たか）く 中（ちゅう）央線（あうせん）の起（き）點（てん）なり 淺川（あさかは）行（ゆ）けば小（こ）佛（ぼとけ）ぞ…

椎（しい）田（だ）､松（しよう）江（え）の濱（はま）づたい 左（ひだり）に望（のぞ）むは周（す）防灘（おうなだ） 中（なか）津（つ）の町（まち）から遡（さかのぼ）る 山國川（やまくにがは）の水上（みなかみ）は 天（てん）下（か）に無（な）しと山陽（さんやう）が 愛（め）でし耶馬（やば）溪（けい）大絕景（だいぜつけい）…

青（あを）梅（め）の里（さと）へ行（ゆ）く人（ひと）の 袂（たもと）を分（わか）つ立川（たちかは）や 手（て）作（づく）りさらす多摩（たま）川（がは）の 末（すゑ）は帝（てい）都（と）の飮（いん）料（りよう）水（すゐ） 日野（ひの）や豐（とよ）田（だ）も打（うち）過（す）ぎて…

いつしか過（す）ぎて大宮（おほみや）や 越（こし）路（ぢ）に至（いた）る鐵（くろがね）の 道（みち）と分（わか）れて此（こな）方（た）なる 氷（ひ）川（かは）の神（かみ）のましませる 御（み）垣（かき）の外（そと）を遶（めぐ）りつゝ 汽（き）力（りよく）を速（はや）めて馳（は）せにける…

川（がは）の 早（はや）き流（なが）れをながむれば 舟（ふね）は矢（や）よりも更󠄁（さら）に疾（と）く 見（み）る見（み）る岩（いは）にかくれ行（ゆ）く 山又󠄂山（やままたやま）をくゞりつゝ こゝは丹󠄁（たん）波（ば）の園（その）部（べ）町（まち） 流（なが）れも淸（きよ）き和知（わち）川（がは）や…

德川內府大政返上將軍辭職ノ請ヲ允シ攝關幕府ヲ廢シ假ニ總裁議定參與ノ三職ヲ置ク 姉妹プロジェクト：Wikipediaの記事, データ項目 底本:「単行書・稿本詔勅録・巻之一・内部上」（第9画像目） - JACAR（アジア歴史資料センター）Ref.A04017123000、単行書・稿本詔勅録・巻之一・内部上（国立公文書館）…