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  • むらぎもの心むなしき呉竹はしらず〳〵や千年へぬらむ 老松 やしなひてなほも齡をたもたせむ庭にちよふるのひともと 巖上松 苔むせるいはねの松の萬代もうごきなき世は神ぞもるらむ 年久 ふる里の老木の松はをさなくてみし世ながらの緑なりけり 籠中鳥 籠のうちにさへづる鳥の聲きけば放たまほしく思ひなりぬる…
    173キロバイト (37,495 語) - 2023年8月19日 (土) 05:11
  • ひは(一本ひナシ)植づきなどせしと聞くに今はた千歲のかたちとゞのほひてめでたきのけしきになん侍し    武隈の松みや申せ遲さくら  擧白 とせんべち(一本擧白といふものゝせんへち云々トアリ)したりければ    櫻よりは二木を三月こし 名取川渡りて仙台に入るあやめふく日也旅宿を求めて四五日逗留す…
    37キロバイト (8,952 語) - 2023年8月17日 (木) 13:31
  • 輸峯に廻りて兎景初て幽なり。浦ふく松風は臥もならはぬ旅の身にしみ。をあらふ浪の音は聞もなれぬ老の耳にたつ。初更の間ひごろのくるしみにわかれて。七編のこもむしろにゆるめるといへども。深漏はこよひのとまりのめづらしきに目ざめて數雙の松の下にたてり。磯もとゞろによる波は。水口かまびすしくのゝしれども。…
    1,009バイト (18,397 語) - 2018年5月16日 (水) 22:01
  • の松の外には餘り見當らないやうだ。その裸木の幹が白い地上に黑々と交錯して見える。時々大きな風が吹いてくると林は一時に鳴りざはめき、やがて風が去るにつれて、その音も海の遠鳴のやうに次第にかすかになつて、寒い空の何處かへ消えて行つてしまふ。の枝と葉の間から見上げる星の光は私達を威しつけるやうに鋭い。…
    75キロバイト (16,076 語) - 2021年8月31日 (火) 22:38
  • て森々たるに。玉をみがける社頭のたゝずまゐ。山比の濱の鳥居。はるかにかすみわたりて誠に妙なり。  吹のこす春の霞もおきつすにたてるや鶴か岡の松風 かくて疊々たるをきり山をうがち。舊跡の雲につらなれる所を過て。三浦が崎のとをきなぎさを扁々として行に。蒼海のほとりもなき上に。ふじたゞ太虛空にひとりうか…
    419バイト (3,840 語) - 2024年4月27日 (土) 08:42
  • の遺地、今なほ存せり、比志島氏の別館となる、  常盤なるもあらしの聲そへて   夜半にぞきほふたまの村雨   新上橋夕照、新上橋は、西田村和泉崎にあり、神月川の流にわたせる橋なり、  おくふかき山本くれてのこる日の   かげのみわたす新上の橋   築地歸帆、築地は坂本村の海邊なり、  こぐふねも波路は風にまかせつゝ…
    957バイト (10,545 語) - 2018年4月17日 (火) 15:51
  •  予も亦たスペンサー氏が政治上の服從即ち忠節は、過渡的作用を賦與せられたるものなりとの說を耳にせざるに非らず。夫れ或は然らむ。されど一日の德は一日にて足れり。吾人は此語を反覆して、自から歡びとせん。况んや、其の一日とは、我國歌の所謂『さゞれ石の
    1キロバイト (51,492 語) - 2023年12月15日 (金) 21:57
  • 流れを亂せし騎土の勇姿は今あらで川波の音昔に咽ぶ許りなり、途中ハイネの詩によりて有名となりしローレライを過ぐ、ローレライは高さ四百三十呎に達する一大にして其麓を急流の洗ふに任せて毅然として聳立す、水底も此邊最も深くして約八十呎に達すと云ふ、此地傳說文學によりて一世に喧傳せらると雖も妙義耶馬溪の奇…
    482バイト (47,211 語) - 2023年8月17日 (木) 08:24
  • ます、〈寫眞󠄀を示す〉、是は其內部で、是は外部です、八角の堂で中央に半󠄁球狀の屋蓋が聳えて居る、堂の中心に世に喧傳されて居る所󠄁の神聖󠄁なるがあるのです、是は最も神聖󠄁な堂として亞刺比亞人は非常に尊󠄂敬して居ります、此の年代は西洋紀󠄂元六百三十四年の創立で、建󠄁築の樣式はビザンチ…
    67キロバイト (12,737 語) - 2019年11月6日 (水) 17:31
  • に、霞のたたずまひもをかしう見ゆれば、かかるありさまもならひたまはず、所狭き御身にて、めづらしう思されけり。 寺のさまもいとあはれなり。峰高く、深き屋の中にぞ、聖入りゐたりける。登りたまひて、誰とも知らせたまはず、いといたうやつれたまへれど、しるき御さまなれば、…
    68キロバイト (14,780 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • すと云ふ。邦領當時迄其玉子を食して居た者である。以上の傳說の話(トツス)岩の穴の稱なり。 四六、チカボロナイ(近幌內)  チカボロナイ又はチカベロホナイとも云ふ。チカは(鳥)ベロホナイは(澤山居る川)と云ふ。然れ共此川に鳥が居るに非らずして、沖の窟に鳥が澤山宿るのである。…
    449バイト (33,272 語) - 2023年12月15日 (金) 22:00
  • らひ給へる、いみじうなつかし。風いとひやゝかに吹きて蟲の鳴きからしたる聲も折知り顏なるを、さして思ふことなきだに聞きすぐし難げなるに、ましてわりなき御心惑ひどもになかなかこともゆかぬにや。  「大かたの秋のわかれもかなしきに鳴くねなそへそ野邊の松蟲」。悔しきこと多かれどかひなければ明け行く空もはし…
    325バイト (281,775 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • おそれがない」と判断される未治療の患者は、ほとんど存在しないと考えられる。昭和二四年から昭和六一年まで国立らい療養所で勤務していた元松丘保養園長荒川 (以下「荒川」という。) は、意見書において、新法は条文上感染のおそれがある者のみを収容することとなっているが、現実の運用は、ハンセン病と診断され…
    261バイト (25,223 語) - 2023年9月4日 (月) 15:45
  • の雛を放ち遣りて、日の邊へ飛ばしめよ。斯くつぶやきつゝ、媼は壁の前なる筐(はこ)を探りて、紙と筆とを取り出でつ。あな、やくなし。墨はの如くなりぬ。コスモよ。人の上のみにはあらず。汝が腕の血を呉れずやといふ。コスモと喚(よ)ばれし彼男は、一語をも出さで、刀を拔きて淺くその膚を截(き)りたり。媼はそ…
    561キロバイト (102,785 語) - 2024年3月28日 (木) 23:29
  • こゝに死(し)ありとうたひつゝ 草木(くさき)にいこひ野にあゆみ かなたに落つる日とともに 色なき闇に暮ぞ隱るゝ 〈[#改ページ]〉  松島瑞寺に遊びて 舟路(ふなぢ)も遠し瑞寺(ずゐがんじ) 冬逍遙(ふゆぜうえう)のこゝろなく 古き扉に身をよせて 飛騨の名匠(たくみ)の浮彫(うきぼり)の 葡萄のかげにきて見れば…
    145キロバイト (29,622 語) - 2019年9月29日 (日) 05:26
  • 。ごばんのさまなとみ給へしかは。けそく(華足)なとゆへ〳〵しくして。すはまのほとりの水に。かきませたり。  紀の國のしらゝの濱に拾ふてふこの石こそはともなれ あふきとものおかしきを。その比は人々もたり。 八月廿日あまりのほとよりは。上達部。殿上人とも。さるへきはみなとのゐかちにて。はしのうへ。た…
    450バイト (24,717 語) - 2020年7月26日 (日) 02:44
  • 而して國難を控へて著しく興つたものは神が國家を護り給ふといふ確信と、外國に對する我が國體の優越性についての自覺とであつた。京都正傳寺の東慧安(宏覺禪師)が石〓水八幡宮の寶前に祈禱した敬白文にも、我が國は神國として一切の神祇が集まつて王宮を擁護せられることを說き、且つその末尾の紙背に細…
    681キロバイト (152,736 語) - 2024年1月27日 (土) 18:08
  • 六本松和歌之宮の子細被成御尋向地者︀伊豆浦目羅か崎連〻被及聞食候萬國寺よしわら三枚橋かちようめん天神︀川伊豆相摸境目に在之深澤ノ城何れも尋きかされ神︀原の濱邊を由井て磯邊の浪に袖ぬれて淸見か關爰に興津の白波や田子の浦濱三保か崎いつれも三ほの松原や羽︀衣の松
    457キロバイト (106,867 語) - 2024年5月11日 (土) 11:54
  • こは人もろもろの國の貨財をなんぢに携へきたり その王等をひきゐ來らんがためなり なんぢに事へざる國と民とはほろび そのくにぐには全くあれすたるべし レバノンの榮はなんぢにきたり 杉 黄楊はみな共にきたりて我が聖所をかがやかさん われ亦わが足をおく所をたふとくすべし 汝を苦しめたるものの子輩はかがみて汝にきたり 汝をさげしめたる者はことごとくなんぢの足下にふし…
    230キロバイト (49,635 語) - 2023年10月15日 (日) 10:17
  • 犬を切る事有りしに、少しも切れずして、長刀忽ち太刀打より折れたり、餘りの長刀にて、切つて祭り事せり、皆人氣味惡しき事に思ひし、 一、御位牌は、松島瑞寺に建て、雲居和尙下りて住持す、高野山にも御石塔、御供衆迄建てぬ、誠に開闢より此方、二十餘人の御供、聞かざる事と申合へり、…
    199キロバイト (44,868 語) - 2024年5月11日 (土) 10:02
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