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  • 師匠◦けれいどと◦それに籠(こも)るひいですの條々を知る事也。今之を敎ゆべし。けれいどとは◦ 萬事叶ひ給ひ◦天地を作り給ふおん親 でうす と◦そのおん子一人子我等がおん主(あるじ) でうす を誠に信じ奉る。このおん子すぴりつ◦さんとおん奇(き)特(どく)をもつて宿され給ひ◦びるぜん◦まりやより生れ給ふ。ぽんしよ◦ぴらとが下(し…
    34キロバイト (7,061 語) - 2024年6月10日 (月) 18:39
  • 膳之を見て不覚なる者共哉。誠の志あらば、命長らへて、熊谷後世を弔(とぶら)ひてくれよかし。却てよみぢの障(さはり)とならんと思ふかや。此世にてこそ、主のために命を捨つべけれ。御助あらば、此大膳は、唯今にても出家して、主君の御菩提(おんぼだい)を弔ひ奉るべけれども、御許なければ、力なしとて、涙に咽(む…
    6キロバイト (31,392 語) - 2024年1月29日 (月) 16:47
  • 功(く)力(りき)を我等に施し給ひ◦又我等がおらしよ◦とぶらひの功力等をも◦ぷるがとうりよのあにまの為に◦御主 でうす へ手向け奉る故也 弟子◦第十の箇條に◦科(とが)の御ゆるしとある心を顕し給へ 師匠◦うちいずもとぺにてんしやのさからめんとを以て◦がらさを与へ給ひ◦科(とが)を許し給ふに依て◦…
    34キロバイト (7,105 語) - 2024年6月10日 (月) 18:42
  • 起つたと申すは、一夜の中に長崎の町の半ばを焼き払つた、あの大火事のあつた事ぢや。まことにその折の景色の凄じさは、末期(まつご)の御裁判(おんさばき)の喇叭(らつ)の音が、一天の火の光をつんざいて、鳴り渡つたかと思はれるばかり、世にも身の毛のよだつものでござつた。その時、あの傘張の翁の家は、運悪う…
    33キロバイト (6,926 語) - 2021年12月24日 (金) 08:23
  • おんに)感(かん)じあひ。みな〳〵袖(そで)をぬらしけり。さて名主がいふやう。爾(しか)らば念佛を興行(こうぎやう)して汝(なんぢ)が菩提(ぼだい)を吊(とぶら)ふべし。怨(うらみ)をのこさず。菊が苦患(くげん)をやめよといへば。怨(おん
    4キロバイト (31,664 語) - 2021年5月30日 (日) 06:12
  • うら)み申べからず。われ二人を祈りつる事二念疑心(ねんぎしん)におつれば也。いま一人を祈るは一念なれば、などか御恵(おんめぐみ)にあづからざるべき。観音品の明文にしゆおんしつたいさんと説給ふ、観音妙智力とて妙の力にて世間の苦を救(すく)ひ給ふ、猶頼(たの)み有り。定業亦能転(ぢやうごふやくのうてん)…
    360バイト (14,280 語) - 2024年2月1日 (木) 14:13
  • とぶひ)といへり又我朝(わがちやう)にも。異国(いこく)の例(れい)を。用(もち)ひ給ひけるにや。奈良(なら)の御門(みかど)の御時。東(ひんがし)よりいくさおこらんとせしかば。春日野(かすがの)に。とぶ火(ひ)を立はじめて。其火を守(まも)る人を。をかれたり是によつて。春日野を。とぶ火野(ひの)と名付。古今集(こきんしう)に…
    198バイト (14,134 語) - 2023年11月20日 (月) 01:50
  • んと​​に引入、​息災​​そくさゐ​​なる​乞丐人​​こつがいにん​​の、しうていにならむといふ物には一​飯︀​​ん​​をはどこし、中へんの世にすぎわびたる物にはげきやりをさづけて、​渡世​​とせい​​を心やすくして、其​報恩​​ほうおん
    68キロバイト (13,431 語) - 2024年5月6日 (月) 02:19
  • はるをむかへてたちまちへんずまさにうろのおんをこひねがはんとす。 吹(かぜ)を逐(お)ひて潛(ひそ)かに開(ひら)く芳菲(はうひ)の候(とき)を待(ま)たず、 春(はる)を迎(むか)へて乍(たちま)ち変(へん)ず将(まさ)に雨露(うろ)の恩(おん)を希(こひねが)はんとす。 逐吹潛開不待芳菲之候。迎春乍変将希雨露之恩。…
    324キロバイト (63,686 語) - 2019年11月19日 (火) 14:37
  • んとおもふ兄の志し深きゆゑなるべし。此なげきに心なきのべの草葉もしをれ、鳴く鳥虫の音も是をかなしむかと覚えたり。兄弟の志深ければ、おつる涙が口に入てよみがへることもあるべしと云所に、海道とほる旅人立ちとゞまり申しけるは、昔もさるためしあり。内大臣金房が御息(おん
    438バイト (15,292 語) - 2024年2月1日 (木) 14:10
  • に從ひ走れり。そのさま艫(とも)打(う)つ波に似たり。けふの祭はこれにて終りぬ。    歌女(うため)  衣(きぬ)脱(ぬ)ぎ更へんとて家にかへれば、ベルナルドオ訪(とぶら)ひ來て我を待てり。われ。いかなれば茲(こゝ)には來たる。さきの婦人をばいづくにかおきし。友は指を堅(た)てゝ我を威(おど)すま…
    561キロバイト (102,785 語) - 2024年3月28日 (木) 23:29
  • しゆ)と号して余行をきらふ。今人界(にんかい)へ生をうけ侍るは、如来恩徳(によらいおんとく)なり。此故に人生をうくれば後世成仏(ごしやうじやうぶつ)勿論(もちろん)なり。されば在世に申念仏、おほくは報恩謝徳(ほうおんしやとく)にして、あながち未来のためにもあらず。今如来の恩救報じがたきのみをなげく…
    3キロバイト (53,374 語) - 2024年1月31日 (水) 13:56
  • う)散(さん)じたり。せめてかれを害(がい)し与一が恩(おん)を報(ほう)ずべし。おなじくは。父(ちゝ)岡崎(をかざき)​(の)四郎義実(よしざね)に遣(つかは)され。是を誅(ちう)すべき旨(むね)仰らる。義実は本より。慈悲(じひ)を専(もつら)とする者也。よて誅(ちう)するにあたはず。囚人(めし…
    190バイト (13,994 語) - 2023年12月6日 (水) 14:44
  • んとて、既に腰の刀に手をかけけるを、汝は未だ秀頼公の御恩をだにも蒙らず、私(わたくし)のけんやうなれば、只今自害をせずとも、人あながちに嘲るべからず、親の子をおもふ道は、凡下(ぼんげ)までも変る事なし、暫らく生きて我後世(ごせ)を弔(とぶ
    5キロバイト (22,925 語) - 2024年2月5日 (月) 07:57
  • 詠ぜり。足柄は相模、浮島は駿河なり。万葉にとぶさたてあしがら山に舟木きる木にきりかけてあたら舟木を。是は筑前観音寺(ちくぜんくわんおんじ)沙弥満誓(さみまんせい)よめり。続千載集旅の歌に、陸奥(みちのく)はよを浮島も有りといふせきこゆるぎのいそがざらなんと、小町詠ぜり。浮島は奥州、こゆるぎのいそは…
    438バイト (14,434 語) - 2024年2月1日 (木) 14:11
  • 順徳院の御歌とかけて、此前のお蔭参りはこんな事ぢやなかつたと云ふ老人と解く。心はなほ余りある昔なりけり。 川越の名号とかけて、伊勢路の雲助と解く。心はかくととぶ。 猫の恋とかけて、抜け参りの迷子と解く。心は泣く〳〵尋ねる。 闇の錦とかけて、長谷から戻る人と解く。心はきた甲斐も無し。…
    85バイト (16,791 語) - 2024年3月24日 (日) 09:05
  • ないろ)ゆたかにして匂(にほひ)濃(こま)やかに天晴(あつ)れ當代(たうだい)の小町(こまち)衣通(そとほり)ひめと世間(せけん)に出(だ)さぬも道理(だうり)か荒(あら)き風(かぜ)に當(あた)りもせばあの柳腰(やなぎごし)なにとせんと仇口(あだぐち)にさへ噂(うはさ)し連(つ)れて五十(ごと…
    162キロバイト (27,574 語) - 2019年9月29日 (日) 04:58
  • たお)れた。斯かる醜い下痢と苦しい腹痛とを自分に与へるやうな客観世界を、自分の死によつて抹殺出来ることを喜びながら……。 悟浄は懇(ねんご)ろに後をとぶらひ、涙と共に、又、新しい旅に上つた。 噂によれば、坐忘先生は常に坐禅を組んだまま眠り続け、五十日に一度目を覚まされるだけだといふ。そして、睡眠中の…
    57キロバイト (12,283 語) - 2021年8月31日 (火) 22:21
  • に心をつけ、機会(おり)もあらば名乗りかけて、父の讐(あだ)を復(かえ)してん。年頃受けし御恩をば、返しも敢(あ)へずこれよりまた、御暇(おんいとま)を取らんとは、義を弁へぬに似たれども、親のためなり許し給へ。もし某(それがし)幸ひにして、見事父の讐を復し、なほこの命恙(つつが)なくば、その時こそ…
    133キロバイト (25,215 語) - 2023年10月17日 (火) 13:33
  • 月三日熊谷小次郎直家鎌くらを立て上洛(しやうらく)す。是又直実入道蓮生坊(れんしやうばう)来十四日に京東山の麓に臨終すべき由をしめし下すの間、是を見とぶらはんが為也。直家云、我進発(しんぱつ)の跡に此事御所中に披露すべき由申に依て、直家鎌倉を立て後此事披露(ひろう)する。珍事(ちんじ)の由各御沙汰共…
    438バイト (14,497 語) - 2024年2月1日 (木) 14:09
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