明治元訳新約聖書(大正4年)/哥林多人前書

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikisource:宗教 > 聖書 > 明治元訳新約聖書 (大正4年) > 哥林多人前書(元訳大正4年)

以下[千九百二十九]
しんやくぜんしょしとパウロコリントびとおくれるさきのふみ

  • : この文書ではルビが使用されています。ここでは「ルビ」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。

第一章[編集]

そのむねによりめしイエスキリストとなしたまへるパウロおよきゃうだいソステ子
ふみコリントにあるかみけうくわいすなはキリスト イエスありきよめられめされてせいととなれるものおよびかれらところにもわれらところにもすべてのところおいわれらしゅイエス キリストよぶものにまでおく
なんぢらねがはくはわれらちゝなるかみおよびしゅイエス キリストよりめぐみやすきうけ


イエス キリストありなんぢらたまはりしかみめぐみについてわれつねなんぢらためわがかみかんしゃ
そはなんぢらかれありすべてのことすなはちすべてをしへすべてちしきとむことをたれバなり
これキリストあかしなんぢらのうちかたうせられしによる
かくなんぢらたまはれるところめぐみかくることなくわれらしゅイエス キリストあらはれんことをまて
かみをはりまでなんぢらかたくわれらしゅイエス キリストおいなんぢらとがなからしむ
それかみまことなりかれなんぢらをめしそのこわれらのしゅイエス キリストまじわりいらしめたまへり


きゃうだいわれらしゅイエス キリストよりわれなんぢらにすゝなんぢらみないうことをおなじうかつわかるゝことなくこゝろおなじうおもひおなじうしてひとつにあふべし
十一 そはわがきゃうだいクロエいへのひとなんぢらのことわれつげなんぢら うちあらそひありといひたればなり
十二 なんぢらおのゝゝわれパウロわれアポロわれケパわれキリストぞくすといふわれこれいふなり
十三 キリストあまたわかるゝものならんパウロなんぢらためじふじつけられしまたなんぢらはバプテスマをうけパウロいりしや
十四 われかみしゃわれクリスポガヨスほかなんぢらのうちひとりにもバプテスマをほどこしゝことなし
十五 わがなよりてバプテスマをほどこすとひといはれんことをおそれたれバなり
十六 われまたステパナいへのものにバプテスマを
[千九百三十]
ほどこせりこのほかにはわれひとにバプテスマをほどこしゝことあるしら
十七 キリストわれつかはしゝはバプテスマをほどこさせんためあらふくいんのべつたへしめんためなりまたわれにことばちゑもちゐしめたまはずこれキリストじふじむなしくならざらんためなり
十八 それじふじをしへほろぶるものにはおろかなるものわれらすくはるゝものにはかみちからたるなり
十九 すなはしるしてわれちしゃほろぼさときものさときむなしくせんとあるごと
二十 ちしゃいづくにあるがくしゃいづくあるこのろんしゃいづくにあるかみこのよちゑをしておろかならしむるにあらずや
二一 よのひとおのれちゑたのみかみしらこれかみちゑかなへるなりこのゆゑかみでんだうおろかなるをしんずるものすくふよしとせり
二二 ユダヤびとしるしこひギリシャびとちゑもと
二三 われらじふじつけられしキリストのべつたすなはこれユダヤびとにはつまづものギリシャびとにはおろかなるものなり
二四 されめされたるものにはユダヤびとにもギリシャびとにもキリストかみちからまたかみちゑなり
二五 それかみおろかひとよりもさとかみよわきひとよりもつよ
二六 きゃうだいめしかうむれるなんぢらにくよれちゑあるものおほからずちからあるものおほからずたふとものおほからざるなり
二七 かみちしゃはづかしめんとておろかなるものえらつよきものはづかしめんとしてよわきものえら
二八 またかみあるものほろぼさんとていやしきものかろしめらるゝものすなはなきごとものえらたまへり
二九 これすべてひとかみまへほこることなからんためなり
三十 なんぢらかみよりキリスト イエスありイエスかみたてられてなんぢらちゑまたまたきよきまたあがなひなりたまへり
三一 しるしてほこるものしゅよりほこるべしとあるごと


第二章[編集]

きゃうだいわれさきなんぢらいたりしときことばちゑすぐれたるをもてなんぢらにかみあかしつたへざりき

そはわれイエス キリストかれじふじつけられしことほかなんぢらうちありなにをもしるまじとこゝろ
[千九百三十一]
さだめたればなり
われなんぢらとともをりときよわくかつおそれまたおほおののけ
わがいひところまたわがのべところひとちゑうるはしきことばもちゐずただみたまちからあかしもちゐたり
そはなんぢらのしんかうをしてひとちゑよらかみちからよらしめんとおもへばなり
しかれどもわれらまったものうちちゑかたこれこのちゑよらしめんとおもへばなり
われらかたところかくれたりしかみおくぎちゑなりよのはじめさきよりかみあらかじめわれらをしてさかえしめんがためさだたまひしものなり
このよつかさこれしるものひとりもなししらさかえしゅじふじつけざりしならん
しるしてかみおのれあいするものためそなたまひしものはいまだにみゝいまだきかひとこゝろいまだおもはざるものなりとあるごと
されかみそのみたまをもてこれわれらあらはせりみたますべてのことたづねしりまたかみふかきことをもたづねしるなり
十一 そはひとことそのうちにあるれいほかたれこれしらんやかくごとかみことかみみたまほかしるものなし
十二 われらうけしはこのよれいあらかみよりいづみたまなりこれかみわれらたまひところのものをしるべきためなり
十三 かつわれらこのことかたるにひとちゑをしふところことばもちゐずせいれいをしふところことばもちゐるなりすなはみたまことばみたまことあつるなり
十四 うまれつきのまゝなるひとかみみたまことうけこれかれにはおろかなるものみゆればなりまたこれをしることあたはずそはみたまことみたまよりわきまふべきものなるがゆゑなり
十五 されみたまつけるものハすべてのことわきましるしかしておのれひとわきましらるゝことなし
十六 たれしゅこゝろしりしゅをしふものあらんやされわれらキリストこゝろもて

第三章[編集]

きゃうだいわれさきになんぢらかたれるときみたまつけものかたるがごとくするあたはずただにくつけものごとまたキリストにをるあかごかたごとくせり
われなんぢらちゝのましめてかたものあたへざりきなんぢら
[千六百三十二]
くらふことあたはざればなりいまなほあたはず
そはなんぢらなほにくつけものなればなりなんぢらのうちねたみあらそひありこれなんぢらにくつきひとごとおこなふにあらずや
われパウロつきわれハアポロつくといふもののあるハこれなんぢらにくつけるならず
パウロたれアポロたれわれらはたゞおのおのにたまはれるものしたがなんぢらをしてしんぜしめんとてつとむものなるのほかなし
されわれうゑアポロみづそゝそだつものたゞかみなり
うゝるものみづそゝものかぞふるにたらたゞたふときはそだつところかみなり
それうえしものみづそゝものことなることなしおのゝゝはたらきしたがひてそのむくいべし
われらかみともはたらものなりなんぢらかみはたけかみいへなり
かみわれたまひめぐみしたがひてわれかしここうしごとすでいしずゑすゑたりいまほかのひとそのうへたついかにそのうへたつべきおのゝゝつゝしみべし
十一 そはすゑたまひしいしずゑほかたれいしずゑすうることあたはざればなりこのいしずゑすなはイエス キリストなり
十二 もしひとこのいしずゑうへきんぎんほうせききくさわらたてなば
十三 おのゝゝわざあきらかならんそのひこれをあらはべければなりこれにてあらはれんそのひおのゝゝのわざいかんこゝろむべし
十四 もしそのたつところわざたもたばむくい
十五 もしそのわざやかれなばそんうくされどおのれよりのがれいづごとつひにはすくはれん
十六 なんぢらかみみやにしてかみみたまなんぢらのうちいますことをしらざる
十七 もしひとかみみやこぼたバかみかれをこぼたんそはかみみやきよきものなればなりこのみやすなはなんぢらなり
十八 たれみづかあざむなかもしなんぢらのうちこのよおいちゑありとおもものあらばちしゃとならんためおろかになるべし
十九 そはこのちゑかみまへにはおろかなればなりしるしていはかみたれひとほこなかばんぶつなんぢらものなり
二十 あるひパウロあるひアポロあるひケパあるひせかいあるひはせい
[千九百三十三]
あるひはあるひはいまのものあるひのちのものこれみななんぢらものなり
二三 なんぢらキリストものキリストかみものなり

第四章[編集]

ひとよろしわれらキリストつかへびとごとかみおくぎつかさどるいえづかさごとおもふべし
またこのありいえづかさもとむところそのちゅうしんならんことなり
われなんぢらさばかあるひひとさばかるゝことをもっとちいさきこととなすわれみずからさばか
われみづからかへりみるにあやまちあるをおぼえしかれどもこれよりとされずわれさばものしゅなり
されしゅきたらんときまでときいまだいたらざるうちさばきするなかしゅくらきにあるかくれたることてらこゝろはかりごとあらはさんそのときおのゝゝかみよりほまれべし
きゃうだいわれなんぢらのためこれらことわれアポロなぞらへたりわれらことによりなんぢらをしてしるされしところすぎひとはかるべからざることまなばせかれしたがはんとてこれさからおのゝゝほこることなからしめんためなり
なんぢをしてひとことならしむるものたれなんぢなにもらはざるものもつもしこれをもらはなにもらはざるごとほこる
なんぢらすでにあき[?!]なんぢらすでとめり[?!]なんぢらわれとともならずしてわうたり[?!]われじつなんぢらわうたらんことをねがそはわれもなんぢらともわうたらんがためなり
われおもふにかみわれらしとさだめられしものごとすゑごとすゑものとしてあらはたまへりそはわれらはうちゅうのものすなはてんつかひおよびひとゞゝみものにせられたればなり
われらキリストためおろかなるものとなりなんぢらキリストありさとものとなれりわれらよわなんぢらつよなんぢらたふとわれらいや
十一 いまときいたるまでわれらうゑまたかわきまたはだかまたうたかくさだまれるすみかなく
十二 ほねをりてづからわざをなしのゝしらるゝときはしゅくせめらるゝときはしのび
十三
そしらるゝときはすゝめをなせりわれらいまいたるまであくたまたよろずものあかごと
十四 われなんぢら
[千九百三十四]
はずかしめんためこれかくあらかえっあいするこどもごとなんぢらいましめんとてなり
十五 なんぢらキリストありたといちまんありともちゝおほくあることなしそはわれキリスト イエスありふくいんなんぢらうめばなり
十六 このゆゑわれなんぢらがわれならはんことをすゝむるなり
十七 これよりあいししゅありちゅうなるテモテわれなんぢらにつかはせりかれわがキリストありをしふるところすなはあまねけうくわいごとにをしふのりなんぢらおぼえさすべし
十八 なんぢらうちわれをなんぢらいたらずとしてみづかほこものあり
十九 されしゅこゝろかなはゞわれすみやかになんぢらいたほこものそのことばあらそのちからしらんとす
二十 そはかみのくにことばあるあらちからあればなり
二一 なんぢらなにをねがふやむちわがなんぢらにいたることをねがまたあいにうわこゝろいたることをねが


第五章[編集]

なんぢらうちかんいんありとつねきこそのかんいんいはうじんうちにもあらざるほどのことにてひとそのちゝつまもつきこ
なんぢらほこるかかゝことおこなひしものなんぢらうちよりしりぞけられんことをねがひなげかざる
われなんぢらうちおらずといへどれいをれわれをるがごとすでこれおこなひしものさばきたり
四 五 すなはわれらしゅイエス キリストよりなんぢらあつまらんときわがれいともありわれらしゅイエス キリストちからよりかくのごとものサタンわたそのにくたいほろぼそのれいをしてしゅイエスすくひしめんとさだめたるなり
なんぢらほこるはよろしからずすこしぱんだねそのかたまりをみなふくらすをしらざる
なんぢらぱんだねなきがごとものなればふるぱんだねのぞきてあたらしきかたまりとなるべしそれわれらのすぎこしすなはちキリストすでほふらたまへり
されわれらふるぱんだねもちゐずまたあしきよこしまぱんだねもちゐしんじつまことなるたねなきぱんもちゐていはひまもるべし


われなんぢらかんいんおこなものともまじはなか
[千九百三十五]
れとすでかきおくれり
されこのよいんおこなものまたはむさぼるものまたはうばふものまたぐうざうをがものまじはることをまったきんずるにはあらもししからバなんぢらはなれざるべからず
十一 わがなんぢらにかきおくりしはきゃうだいとなふるものもしいんおこなまたむさぼりまたはぐうざうをがみまたはののしりまたはさけにゑひまたはうばふことをせバこれともまじはることなくかゝものともしょくすることだにざらしめんとてなり
十二 そとにあるものさばくことはなんわれあづからんなんぢらさばところうちものあらずや
十三 そとにあるものかみこれをさばかゝあしきひとこれなんぢらうちよりしりぞくべし

第六章[編集]

なんぢらのうちたがひことあるときせいとまへうったふることをせずあえたゞしからざるものまへうったふることをするものある
なんぢらせいとさばかんとするをしらざらんやもしなんぢらさばかるゝならバなんぢらいとちひさことさばくたらざるものならん
なんぢらわれらがてんつかひさばかんとするをしらざらんやいはんこのよことをや
このゆゑなんぢらもしこのよことさばかんとせバけうくわいうちにていやしきものさばきすわらしめよ
われなんぢらをはづかしめんとてかくいへりなんぢらうちそのきゃうだいあひだことさばかしこきものひとりもなからん
されきゃうだいきゃうだいあひうったかつこのことふしんじゃまへにてなせ
なんぢらたがひにあいうったふるによりなんぢらのうちまことあやまちありなんぢらなんこれよりもむしふぎうけざるやなんこれよりもむしあざむきうけざる
あゝなんぢらふぎをなしあざむきをなすきゃうだいにもまたこれをなせ
なんぢらたゞしからざるものかみくにつぐことをざるをらざるかなんぢらみづからあざむくなかすべいんおこなまたぐうざうをがみまたはかんいんをなしまたなんしょうとなりまたなんしょくおこな
またぬすみまたはむさぼりまたはさけにゑひまたはののしりまたはうばふものなどはみなかみくにつぐことをざるなり
十一 なんぢらのうちさきにはかくごとものありしかどもしゅ
[千九百三十六]
イエスよりかつわれらかみみたまよりあらひまたきよままたぎなることをたり


十二 すべてものわれによからざるなしされすべえきあるにあらすべてものわれによからざるなしされわれそのひとつをもしゅとなさず
十三 しょくはらのためはらしょくためなりされかみこれかれほろぼすべしいんおこなふためにあらしゅためなりしゅはまたためなり
十四 かみすでにしゅよみがへらせたままたそのちからわれらをもよみがへらすべし
十五 なんぢらキリストえだなるをしらざるかわれキリストえだあそびめえだとなしてよからんやしからざるなり
十六 あそびめあふものはかれひとつからだとなるをしらざるかそはふたりのものいったいとなるべしといひたまひたればなり
十七 しゅあふものはひとつのれいとなるなり
十八 なんぢらいんさけひとすべおこなつみそとにありされいんおこなものおのをかすなり
十九 なんぢらなんぢらうちにあるせいれいみやにしてなんぢらなんぢらものあらざることをしらざる
二十 そはなんぢらあたひをもてかはれたるものなればなりこのゆゑかみのものなるなんぢらみおいてもかみさかえあらはすべし


第七章[編集]

なんぢらわれかきおくりことについてはをとこをんなふれざるをよしとす
しかれどもいんかうまぬかるゝためひとおのゝゝそのつまをもちをんなおのゝゝそのをっともつべし
をっとそのぶんつまになすべしつまはまたをっとしかすべし
つまみづかそのみつかさどることををっとこれをつかさどるかくごとをっとみづかそのみつかさどることをつまこれをつかさどる
あひともこばむなかれされたがひこゝろあはせてしばらいのりためわかるゝはよしのちまたともあふべしこれサタンなんぢらじゃうたへざるにじょうじてなんぢらいざなはざらんためなり
されわれこれをいふめいずるにあらゆるすなり
われすべてのひとわがごとくならんことをねがされおのゝゝかみよりおのれたまものうけたりこれこれごとかれかれごと
われいまだこんいんせざるものおよびやもめいはもしわがごとくしてをら
[千九百三十七]
かれらよきなり
もしみづからおさまることあたはずばこんいんするもよしそはこんいんするはむねもゆるよりもまさればなり
われこんいんせしものめいつまをっとわかるゝなかかくめいずるはわれあらすなはしゅなり
十一 もしわかるゝことあらばとつがをるまたをっとやはらぐことをすべしをっともまたつまさるべからず
十二 そのほかひとわれこれをいふしゅいふあらきゃうだいふしんなるつまもてるときつまともにをらんことをねがはゞこれさるなかれ
十三 またをんなふしんなるをっとともにをらんことをねがはゞこれさるなかれ
十四 そはふしんなるをっとつまよりきよくなればなりしからずばなんぢらこどもきよからずされいまきよものなり
十五 ふしんじゃみづからはなれさらそのはなるゝにまかせよかくごとことあらばきゃうだいあるひはしまいつながるゝところなしかみわれらめしたまへるはわれらむつまじくをらしめんためなり
十六 つまなんぢいかでをっとすくふことをうるいなやをしらをっとなんぢいかでつますくふことをうるいなやをしら
十七 されかみおのゝゝわかちあたふるところまたしゅおのゝゝめすところにしたがひてかくごとおこなふべしわれすべてのけうくわいさだめたるもかくごと
十八 かつれいありてめされたるものかつれいすつなかかつれいなくしてめされたるものかつれいうくなか
十九 かつれいうくるもなにうることなくかつれいうけざるもなにうることなしうるところはたゞかみいましめまもるにあり
二十
おのゝゝそのめされしときありところとゞまるべし
二一 なんぢどれいにてめされなばおもひわづらなかされゆるさるゝことをむしこれうくべし
二二 めされてしゅにをるどれいしゅにつけるじしゅなるものなりかくごとめされしじしゅものキリストどれいなり
二三 なんぢらあたひをもてかはれたるものなりひとどれいとなるなか
二四 きゃうだいおのゝゝめされしときありところぶんとゞまりてかみともをるべし


二五 をとめことについてはわれいまだしゅめいうけされわれしゅあはれみかうむりてちうぎなるものなりたればおもひのぶべし
二六 いまわざはひ
[千九百三十八]
よりわれこんいんせざるをよしとすかくごとくなるはひとよし
二七 なんぢつまつながるゝものなるかしからばとくことをもとむなかなんぢつまつなぎなきものなるかしからばつまもとむなか
二八 なんぢもしめとるともつみをかすにあらをとめもしよめいりするともつみをかすにあらされかくごとものはそのみなやみあはわれなんぢらをしてわづらはしむるにしのび
二九 きゃうだいわれこれをいはいまよりのちときちゞまれりそはつまもてものもたざるがごと
三十 なくものはなかざるがごとよろこものよろこばざるがごとかふものはもたざるがごと
三一 このもちゐものもちゐざるがごとくすべきためなりそれこのありさますぎゆくなり
三二 われなんぢらがおもひはずらはざらんことをねがこんいんせざるものいかにしてしゅよろこばせんとしゅことおもひわずら
三三 こんいんせしものいかにしてつまよろこばせんとことおもひわずらふなり
三四 つまとなれるものをとめたるものとのわかちありよめいりせざるものれいきよからんためしゅことおもひわずらよめいりせしものいかをっとよろこばせんとことおもひわずらふなり
三五 われこれをいふなんぢらえきせんためなりなんぢらほだしおかんとするにあらたゞなんぢらをしてことわりかなわこゝろづかひなくねんごろしゅつかへしめんとてなり
三六 ひともしそのむすめたいしておのおこなふことことわりかなはずとおもふときむすめときすぎかつやむことをざることあらばそのこゝろまかすべしつみをかすにあらかれらこんいんさすべし
三七 されひともしそのこゝろかたくやむざることもなくまたおのがこゝろのまゝなすことをてそのむすめとゞめおかんとこゝろうちさだめなばしかするはよきことなり
三八 かくごとくなればよめいりせさするものおこなひよしされどよめいりせさせざるものおこなひさらよし
三九 をっといけうちつまおきてつながるゝなりされをっともししなこゝろのまゝよめいりすることゆるさるたゞしゅにあるものにのみゆくべし
四十 されわれおもふにをんなそのまゝとゞまりなばことさいはひなりわれまたかみみたまかんじたりとおも


[千九百三十九]

第八章[編集]

ぐうざうさゝげものついてはわれらみなちしきあることをしるちしきひとほこらしむされあいとくたつるものなり
もしみづからよくものをしるおもものいまそのしるべきほどをもしらざるものなり
ひともしかみあいせバこれかみしられたるなり
ぐうざうさゝげものしょくするについてハわれらぐうざうなきものなるをしるまたひとりかみほかかみなきをしる
かみとなふるものあるひはてんありあるいハありおほくかみおほくのしゅあるがごとしといへど
われらおいてはたゞひとりかみすなハちちゝあるのみよろづのものこれよりなりわれらこれまたひとりのしゅすなはイエス キリストありよろずのものこれによりわれらもこれよれ
されどみなかゝことしらいまいたりてなほこゝろぐうざうかへりこれぐうざうさゝげものおもひしょくするものありこのゆゑそのこゝろよわくしてけがさるゝなり
かみわれらかゝはりしょくもつよるあらしょくするもまさることなくしょくせざるもおとることなし
されなんぢらつゝしみてそのじゆうよわきものつまづきとなすなか
ひともしちしきあるところなんぢらざうみやしてしょくするをよわきものこゝろこれにすゝめられてぐうざうさゝげものしょくせざらん
十一 またキリストかはりしにたまひしよわきゃうだいなんぢちしきよりほろびざらん
十二 かくごとなんぢらきゃうだいつみをかそのよわこゝろいためしむるハキリストつみをかすなり
十三 このゆゑしょくもつわがきゃうだいつまづかせばわれきゃうだいつまづかせざるためいつまでにくくらハじ

第九章[編集]

われしとあらずやわれじしゅあらずやわれわれらしゅイエス キリストしにあらずやなんぢらしゅあるわざあら
われほかのひとにハしとあらずともなんぢらにハしとなりそはなんぢらのしゅあるしとしょくいんなればなり
わがことをたゞものこたふるハこれなり
われらいんしょくうくけんなき
われらほかしとたちおよびしゅきゃうだいケパとのごとしまいなるつまたづさふるけんなき
たゞ
[千九百四十]
れとバルナバのみわざやむることをざらん
たれいくさいでおのれざいついやものあらん
われひとことにのみよりこれいはんやおきてまたかくいふあらずや
モーセおきてこくもつこなうしくつごかくべからずとしるされたりかみうしためおもんぱかりたまへる
またわれらためにのみこれいひたまひしこハわれらためしるたまへるなりそハたがへもののぞみありてたがへこくもつこなものそのこくもつうるのぞみありてこなすうべなれバなり
十一 われらもしなんぢらためれいれいものまきたらバなんぢらにくものかりとるだいじならん
十二 ほかひともしこのけんゐなんぢらうへもたましわれらをやされわれらこのけんゐもちゐキリストふくいんさまたげなきやうにわれらすべてのことしの
十三 なんぢらしらざるかきよきことつとむものみやものしょくさいだんともそのわかちとることを
十四 かくごとしゅふくいんのべつたふものふくいんよりすごさんことをさだたまへり
十五 されわれこれらことひとつをももちゐまたかくのごとくせられんためこれかきおくるにあらそはわがほこところひとむなしくせられんよりハむししぬるハわれよきことなれバなり
十六 われふくいんのべつたふるといへどほこるべきところなしやむざるなりもしわれふくいんのべつたへずバじつわざはひなり
十七 もしわれこのみこれなさむくいもしわれこのまざるもそのつとめわれあづかれり
十八 しからバむくいなになるわれふくいんのべつたふるにひとをしてついえなくキリストふくいんしめまたふくいんありわがもてけんみだりもちゐざるすなはこれなり
十九 われすべてひとむかひじしゅものなれどさらおほくひとためみづかおのれすべてひとどれいとなせり
二十 ユダヤびとにハわれユダヤびとごとくなれりこれユダヤびとためなりまたおきてしたにあるものにはわれおきてしたあらざれどもおきてしたにあるものごとくなれりこれおきてしたにあるものためなり
二一 おきてなきもの
[千九百四十一]
にハわれおきてなきものごとくなれりこれおきてなきものためなりされわれかみむかひおきてなきにあらすなはキリストおきてしたあるなり
二二 よわきものにはわれよわきものごとくなれりこれよわきものためなりまたすべてのひとにはわれそのすべてひとさましたがへりこれいかにもしてかれらすにんすくはためなり
二三 われふくいんためかくおこなふハひとともふくいんあづからんためなり
二四 なんぢらしらずやはせばはしものみなはしれどもほうびうるものたゞひとりなるをなんぢらためはしるべし
二五 すべかちあらそものなにごとをもひかつゝしむなりかれらやぶやすかんむりんがためこれおこなわれらやぶれざるかんむりんがためこれおこなふなり
二六 されはしるはめあてなきがごときにあらたゝかひくううつごときにあら
二七 おのれからだうちこれふくせしむそはほかのひとをしへみづかすてられんことをおそるれバなり


第十章[編集]

きゃうだいわれなんぢらがことしらざるをこのまずそれわれらのせんぞハみなくもしたありみなうみとほり
みなくもうみにてバプテスマをうけモーセつけ
みなおなじくれいくひものしょく
みなおなじれいのみもののめこれかれらにしたがへるれいいはよりのみたるなりそのいはすなはキリストなり
されかれらうちおほくハかみこゝろかなはざるがゆゑにてほろぼされたり
これらことわれらをしてかれらたしみごとあくたしまざらしむるわれらかゞみなり
たみしていんしょくたちまへりとしるされたるごとかれらのうちあるものなししにならひなんぢらぐうざうをがむものとなる
またかれらのうちあるものかんいんおこないちにちにまんさんぜんにんしにたりかれらかれらならひわれらかんいんすべからず
またかれらのうちあるものキリストこゝろみてへびほろぼされたりかれらならひてわれらこゝろむべからず
またかれらうちあるものつぶやきほろぼものほろぼされ
[千九百四十二]
たりかれらならひなんぢらつぶやくなかれ
十一 かれらあへこのすべてのことかゞみとなれりかつこれらのことしるされたるハすゑのよあへわれらいましむるためなり
十二 されみづかたてりとおもものたふれざるやうにつゝしむべし
十三 なんぢらあひこゝろみひとつねならざるハなしかみまことなるものなりなんぢらこらへしのぶことをためそれにそへてのがるべきみちそなたまふべし
十四 されあいするものぐうざうはいするわざさくべし
十五 われちしゃいふごとくいはなんぢらわがいふところをさばくべし
十六 われらいはところいはひのさかづきともキリストうくるにあらずやわれらさくところのパンハともキリストからだうくるにあら
十七 パンハたゞひとつなりおほくわれらもまたひとつのからだなりそはみなひとつのパンをともうくればなり
十八 にくぞくするイスラエルひとそなへものくらふものさいだんあづかものあらずや
十九 されわがいへることなにぞやぐうざうあるものといへるかしからずぐうざうさゝげものあるものといへるかしからず
二十
われいはんいはうじんさゝぐものかみさゝぐるにあらあくきさゝぐるなりわれなんぢらがあくきまじはるをこのまず
二一 なんぢらしゅさかづきあくきさかづきとをかねのむことあたはずしゅむしろあくきむしろとにかねつかふあたハず
二二 われらしゅねたみおこさんとするわれらしゅよりもつよものならん
二三 すべてものわれによからざるなしされすべてのものえきあるにあらすべてものわれによからざるなしされすべてのものとくたつるにあら
二四 ひとみなおのれえきもとむるなくおのゝゝひとえきもとむべし
二五 すべいちうるものハりゃうしんためとふことをせずしてしょくすべし
二六 そハこれみてものしゅものなれバなり
二七 なんぢらもしふしんじゃまねかれてゆかんとせバすべなんぢらまへおけものりゃうしんためとふことをせずしてしょくすべし
二八 もしひとなんぢらにこれぐうざうさゝげものなりといはつげものためまたりゃうしんためこれしょくするなかそはちこれみてものみなしゅものなればなり
[千九百四十三]
二九 りゃうしんとはなんぢらりゃうしんあらほかひとりゃうしんいふなりいかんぞほかひとりゃうしんわがじゆうさばかるゝことをんや
三十 もしわれかんしゃしてしょくすることをなさなんそのかんしゃするところのものによりのゝしらるることをんや
三一 されなんぢらくらふにものむにもなにごとおこなふにもすべかみさかえあらはすやうにおこなふべし
三二 ユダヤびとをもギリシャびとをもまたかみけうくわいをもつまづかするなか
三三 すなはわがすべてのことおいすべてひとこゝろかなふやうにしかれらすくはれんためおのれえきもとめおほくひとえきもとむるがごとくすべし


第十一章[編集]

わがキリストならごとなんぢらわれにならふべし
きゃうだいなんぢらすべてのことおいわれおもひかつわがなんぢらにつたへしごとそのつたへまもるによりわれなんぢらをほむ


すべてひとかしらキリストなりをんなかしらをとこなりキリストかしらかみなりとなんぢらしらんことをねが
すべをとこかしらものかむりていのりをなしあるひよげんするときそのかしらはずかしむるなり
すべをんなかしらものかむらずしていのりをなしあるひよげんするときそのかしらはずかしむるなりていはつひとつにしてたがふことなし
をんなもしものかむらずバかみきるべしされかみきりまたそることをんなはづべきことならバものかむるべし
をとこかみかたちさかえなれバそのかしらものかむるべからずおんなをとこさかえなり
そハをとこをんなよりいでしにあらをんなをとこよりいでたれバなり
またをとこをんなためつくられしにあらをんなをとこためつくられしなり
このゆゑをんなてんのつかひゆゑよりかしらけんもつべきものなり
十一 されしゅありてハをとこをんなよらざることなくをんなをとこよらざることなし
十二
をんなをとこよりいでごとをとこをんなよりいづしかしてばんぶつみなかみよりいづるなり
十三 なんぢらみづからわきまふべしをんなものかむらずしてかみいのるハよろしきことなる
十四 をとこもしながきかみのけあらバはずべきことなりなんぢらしぜんしるあらずや
十五 されをんなもしながきかみのけあらバそのさかえなりそはかむりもののかはりかみのけたまひたれバなり
十六
[千九百四十四]
たとあらそろんずるものありともかくごとためしわれらにもまたかみけうくわいにもあることなし


十七 われこれらのことめいじてなんぢらほめざるはなんぢらあつまりえきうけずしてかえっそんまねけバなり
十八 まづなんぢらけうくわいあつまるときそのうちたがひあらそわかるゝことありきけわれほゞこれをしん
十九 そハたゞしものなんぢらうちあらはれんためいたんおこらざるをざればなり
二十 なんぢらひとつところあつまるハしゅばんさんしょくするにあら
二一 そはしょくするときおのゝゝまづおのればんさんしょくするによりあるひはうゝものありあるひゑひあけものあれバなり
二二 なんぢらいんしょくすべきいへなきかかみけうくわいかろんまたともしきものはづかしめんとするわれなにをかいはこれよりなんぢらほむべきやわれほめざるなり
二三 わがなんぢらにつたへことしゅよりさづけられたるなりすなはちしゅイエスわたさるゝパンをとり
二四 しゅくしてこれさきいひけるハとりしょくせよこれなんぢらためさかるゝわがからだなりなんぢらかくおこなひてわれおぼえ
二五 しょくしてのちまたさかづきをとりさきごとくしていひけるハこのさかづきにしてたつところしんやくなりなんぢらかくおこなひてのむごとにわれおぼえ
二六 なんぢらこのパンをしょくこのさかづきのむごとにしゅしめしてそのきたときまでにおよぶなり
二七 されよろしきかなはずしてこのパンをしょくしゅさかづきのむものしゅからだをかすなり
二八 ひとみづからかへりみてのちそのパンをしょくそのさかづきのむべし
二九 よろしきかなはずしてくいのみするものそのくいのみよりみづかさばきまねくなりそはしゅからだわきまへざるによる
三十 このゆゑなんぢらうちよわものやまひものまたねぶりたるものおほ
三一 われらもしみづかおのれわきまへしならばさばきうくることなかりしならん
三二 されいまさばきせらるゝハしゅわれらこらしめたまふなりこれわれらをしてひとともつみさだめらるることなからしめんためなり
三三 このゆゑきゃうだいあつまりてしょくせんときたがひあひまつべし
三四 もしうえなばそのいへにてしょくすべしこれなんぢらのあつまりさばきうくるにいたらざらんためなりそのほかのことわれいたらんときこれ
[千九百四十五]
さだめ


第十二章[編集]

きゃうだいれいたまものについてわれなんぢらがしらざるをこのま
なんぢらいはうじんなりしときみちびかるゝしたがひてものいはざるぐうざうもとさそはゆきしはなんぢらしるところなり
このゆゑわれなんぢらにしめさんかみみたまかんじてかたものイエスのろふべきものいふものなしまたひとせいれいかんぜられバイエスしゅいふあたはず
たまものことなれどもみたまおな
つとめことなれどもしゅおな
またはたらきことなれどもすべてことすべてひとうちおこなかみおな
みたまあらはしおのゝゝたまひしハえきしめんためなり
あるひみたまによりてちゑことばたまはあるひおなみたまよりちしきことばたまは
あるひおなみたまよりしんかうたまはあるひおなみたまよりやまひいやちからたまは
あるひちからあるわざおこなあるひよげんあるひれいわきまあるひほうげんをいひあるひほうげんやくするのちからたまはれり
十一 されすべこれらことおこなものおなじひとつのみたまなりかれそのこゝろのまゝにおのゝゝわけあたふるなり
十二 からだひとつにしておほくえだありひとつのからだすべてえだおほけれどもひとつからだなりキリストまたかくのごと
十三 あるひユダヤびとあるひハギリシャびとあるひハどれいあるひハじしゅかゝはらずわれらみなひとつのみたまありてバプテスマをうけひとつからだとなりまたみなひとつみたまのめ
十四 そハからだひとつえだのみにあらおほくあれバなり
十五 あしもしわれてあらざるがゆゑからだぞくせずといはそれよりからだぞくせざる
十六 またみみもしわれめあらざるがゆゑからだぞくせずといはそれによりてからだぞくせざる
十七 もしぜんしんめならばきくところハいづこぞやぜんしんみみならバかぐところはいづこぞや
十八 それかみこゝろのまゝにえだをおのゝゝからだおきたまへり
十九 もしみなひとつえだならバからだいづこぞや
二十 えだおほくあれどもからだひとつなり
二一
われなんぢにようなしといふまたかしらあしわれなんぢにようなしといふ
二二 からだのうちもっと
[千九百四十七]
よわしとみゆえだかえっなかるべからざるものなり
二三 からだのうちたふとからずとおもところものまとひわれらことこれたふとこれよりわれらみにくきところはすぐれうるはしくなるなり
二四 われらうるはしきところこゝろもちゐるのにおよバずかみそのおとれるところことたふときくわへとゝのへたまへり
二五 これからだのうちわかることなくもろゝゝえだたがひにあいかへりたすけんためなり
二六 もしひとつえだくるしまバすべてえだともにくるしひとつえだたふとバれなバすべてえだともによろこぶなり
二七 なんぢらキリストからだにしてまたおのゝゝそのえだなり
二八 かみだいいちしとだいによげんしゃだいさんけうしそのつぎちからあるわざおこなものつぎやまひいやちからうけものほどこしするものつかさどるものほうげんをいふものけうくわいおきたまへり
二九 これみなしとならんみなよげんしゃならんみなけうしならんみなちからあるわざおこなものならん
三十 みなやまひいやちからもてものならんみなほうげんをいふものならんみなやくするものならん
三二 なんぢらすぐれなるたまものしたふべしもっとよきみちなんぢらしめさん


第十三章[編集]

たとひわれもろゝゝひとことばおよびてんのつかひことばかたるともあいなくバなるかねひゞくねうはちごと
たとひわれよげんするのちからありまたすべてのおくぎすべてがくじゅつたっまたやまうつすほどなるすべてしんかうありといへどあいなくバかぞふるにたらぬものなり
たとひわれわがすべてのもちものほどこまたやかるゝためからだあたふるともあいなくバわれえきなし
あいしのぶことをなしまたひとえきはかるなりあいねたまずほこらずたかぶらずひれいおこなハず
おのれもとめずかるゞゝしくいからずひとあしきおもハず
ふぎよろこバずまことよろこ
おほよことつゝみおほよそことしんおほよことのぞおほよことしのぶなり
あいいつまでおつることなしされよげんすたほうげんやみちしきまたすたらん
われらちしきまったからずよげんまったからず
まったものきたるときハまったからざるものすたるべし
十一 われわらべときかたるところわらべごとさとるところわらべ
[千九百四十七]
ごとはかるところわらべごとくなりしがひととなりわらべことすてたり
十二 われらいまかがみをもてみるごとくみるところおぼろなりされときにハかほあはせてあいみわれいましることまったからずされときにハしらるゝごとわれしらん
十三 それしんかうのぞみあいこのみつものつねあるなりこのうちもっとおほいなるものあいなり


第十四章[編集]

なんぢらあいおひもとめかつみたまさまゞゝたまものしたふべしことしたふべきハよげんすることなり
ほうげんかたものひとかたるにあらかみかたなりそはみたまよりおくぎかたるといへどさとものなけれバなり

されよげんするものひとかたりてそのとくをたてすゝめをなしなぐさめあたふるなり
ほうげんかたものおのれとくをたてよげんするものけうくわいとくたつるなり
われなんぢらがみなほうげんかたことをもねがへどもっとねがところなんぢらよげんせんことなりほうげんかたものやくしてけうくわいとくたつるにあらずバよげんするものこれよりまさるなり
されきゃうだいわれもしなんぢらいたたゞほうげんかたりてもくしあるひハちしきあるひハよげんあるひハをしへかたらずバなんぢらなにえきあらん
それれいなくしてこゑいだすものあるひふえあるひハこともしそのわかちなくバふくところひくところをいかしりえんや
もしらっぱさだまりなきおといださバたれたゝかひそなへをなさん
かくごとなんぢらしたあきらかならざることばいださバいかかたところことしりえんやこれなんぢらくうきかたるなり
よのなかこえたぐいおほしといへどひとつとしてそのぎあらざるなし
十一 このゆゑもしわれそのこゑしらざれバかたものたいしてわれゑびすとなりかたものまたわれたいしてゑびすとなるなり
十二 されなんぢらみたまたまものしたものなるによりけうくわいとくたつためそのたまものゆたかならんことをねがふべし
十三 このゆゑほうげんかたものみづかこれやくせんことをいのるべし
十四 もしほうげんいの
[千九百四十八]
らバれいいのるなれどこゝろひとためむすバず
十五 しからバいかにせんわれれいいのらんまたこゝろいのらんわれれいうたハんわれこゝろうたハん
十六 しかずバなんぢれいしゅくするときおろかなるものなんぢかたることをしらざれバなんぢかんしゃするときいかにしてアメンといはんや
十七 なんぢかんしゃするハよしされどほかひととくたて
十八 われなんぢらよりもおほほうげんかたるをかみかんしゃ
十九 けうくわいうちありわがほうげんをもていちまんことかたらんよりむしひとをしへためこゝろいつことばかたるをよしとす
二十
きゃうだいちゑおいてはをさなごとなるなかあくおいてはをさなごとなれちゑおいてはおとなとなるべし
二一 おきてしるしてしゅいひたまハくことなることばことなるくちびるをもてこのたみかたらんしかれどもかれらわれきかじとあり
二二 このゆゑほうげんしんずるものためあらしんぜざるものためしるしなりしかれどもよげんしんぜざるものためあらしんずるものためなり
二三 もしぜんくわいひとつところあつまるときみなほうげんかたらばおろかなるものあるひはしんぜざるものいりきたらんときなんぢらくるへものいはざらん
二四 されもしみなよげんせばしんぜざるものあるひはおろかなるものいりきたらんときこのすべてのひとよりみづからせめこのすべてひとよりおのれつみみとむべし
二五 かくごとそのこゝろかくれたることあらはるゝがゆゑふしかみをがみまたかみまことなんぢらうちいますといは


二六 しからばいかんきゃうだいなんぢらあつまれるときおのゝゝにあるひうたありあるひをしへありあるひほうげんありあるひもくしありあるひほんやくありことゞゝとくたてんためにこれなすべし
二七 もしほうげんかたものあらばふたりまたおほくともさんにんすぎついでよりかたこれやくするものひとりあるべし
二八 もしやくするものなきときはけうくわいうちもくしておのれかみかたるべし
二九 よげんするものふたりあるひハさんにんかたりそのほかものこれわきまふべし
三十 もしかたはらするものもくしさきかたるものだまるべし
三一 そハなんぢらみなすべてひとまなバせまた
[千九百四十九]
すゝめうけしめんためひとりゝゝよげんすることをうれバなり
三二 よげんしゃれいよげんしゃせいせらる
三三 それかみみだれかみあらやはらぎかみなり


三四 せいとしょけうくわいごとなんぢらをんなたちけうくわいうちもくすべしかれらかたるをゆるさずかれらおきていへごとしたがふべきものなり
三五 もしまなばんとするところあらばいへありそのおっととふべしそはおんなけうくわいおいかたるハはづべきことなればなり
三六 かみことばなんぢらよりいでまたなんぢらにのみきたりし
三七 ひともしみづからよげんしゃとしあるひみたまかんぜしものとせばわがなんぢらにかきおくることはしゅめいなりとしるべし
三八 もししらざるものあらバそのしらざるにまかすべし
三九 されきゃうだいよげんすることをしたまたほうげんかたることをきんずるなか
四十 すべてのことをたゞしくかつついでしたがひておこなふべし


第十五章[編集]

きゃうだいさきわがなんぢらにつたへしふくいんいままたなんぢらつぐこハなんぢらうけしところこれよりたちところなり
なんぢらもしつたへしことかたまもいたづらしんずることなくバこれよりすくはれん
わがなんぢらつたへしはうけところことにてそのだいいちすなはせいしょかなひキリストわれらつみのためにしに
またせいしょかなひはうむられみっかめよみがへり
ケパあらはのちじふにでしあらはたまへることなり
かくあらはれたまへるのちごひゃくきゃうだいともあるときまたこれにあらはたまへりそのきゃうだいのうちおほくいまなほにありされどもすでねぶりたるものもあり
こののちヤコブあらはまたすべてのしとあらは
いやはてつきたらぬものごとわれにもあらはれたまへり
そはわれかみけうくわいなやましゝゆゑしととなふるにたらざるものにしてしとうちいとちいさきものなれバなり
されわがかくのごとくなるをしハかみめぐみよりてなりわれたまひかみめぐみむなしからずわれすべてしとよりもおほつとめたりわれあらわれともにあるかみめぐみなり
十一
このゆゑわれかれらかくごとのべつたなんぢらまたかくのごとしんぜり


十二 キリストよりよみがへりしと
[千九百五十]
のべつたふるになんぢらのうちよりよみがへることなしといふものあるはなんぞや
十三 もしよりよみがへることなくばキリストまたよみがへらざりしならん
十四 キリストもしよみがへらざりしならばわれらのぶるところむなしくまたなんぢらしんかうむなしからん
十五 かつわれらかみためいつはりあかしをするものとならんわれらかみキリストよみがへらしゝとあかしすれバなりもししにものよみがへることなくバかみキリストよみがへらしむることなかるべし
十六 もししにものよみがへることなくばキリストよみがへることなかりしならん
十七 もしキリストよみがへらざりしならばなんぢらしんかうむなしくなんぢらはなほつみをら
十八 またキリストありねぶりたるものほろびしならん
十九 もしキリストよれわれらのぞみたゞこのよのみならばすべてひとうちにてもっとあはれむべきものなり
二十 されいまキリストよりよみがへりてねぶりたるものよみがへりはじめとなれり
二一 それひとよりしぬることいでひとよりよみがへることいでたり
二二 アダムつけすべてひとしぬごとキリストつけすべてひといくべし
二三 されおのゝゝそのついでしたがはじめキリストつぎキリストきたらんときかれぞくするものなり
二四 のちかれもろゝゝまつりごとおよびもろゝゝけんゐちからほろぼしてくにちゝかみわたさんこれおわりなり
二五 そはかれすべててきそのあししたおくときまでハわうたらざるをざればなり
二六 いやはてほろぼさるゝてきなり
二七 そハかみすべてのものキリストあしのしたおきたまへバなりすべてのものそのしたおけりといひたまへるときハすべてのものそのしたおくところのものそのうちにあらざることあきらかなり
二八 すべてのものかれにしたがふときハまたみづからすべてのものおのれしたがハしゝものしたがふべしこれかみすべてのものうへしゅたらんためなり
二九 もししにものまったよみがへらずバしにものためにバプテスマをうけなにためにせんとするかれらしにものためにバプテスマをうくるハなにゆゑぞや
三十
またなにためわれらつねにきけんをる
三一 われらしゅキリスト イエスありなんぢらにつきもてよろこ
[千九百五十一]
をさしちかひわれひゞしぬるといふ
三二 もしわれひとごとエペソおいけものともたゝかひしならバなにえきあらんもししにものよみがへらずバのみくひするにしかわれらみょうにちしぬべきものなれバなり
三三 なんぢらみづからあざむなかあしきまじはりよきおこなひそこなふなり
三四 なんぢらさめたゞしきおこなふべしつみをかなかなんぢらのうちかみしらざるものありわれかくいひなんぢらはづかしむるなり


三五 ひとあるひハとはしにものいかによみがへるやいかなるからだにてきた
三六 おろかなるものなんぢまくところのものまづしなざれバいき
三七 またなんぢがまくところのもののちはゆるところからだまくあらむぎにてもほかこくにてもたゞたねつぶのみ
三八 しかるをかみおのれこゝろしたがひてこれからだあたたねごとにそのおのゝゝのかたちあたたま
三九 すべてにくおなじにくあらひとにくありけものにくありとりにくありうをにくあり
四十 てんつけものかたちありつけものかたちありてんつけものさかえつけものさかえことなり
四一 さかえありつきさかえありほしさかえありこのほしかのほしそのさかえまたおのゝゝことなり
1四二 しにひとよみがへるもまたかくのごとくずものにてまかくちざるものよみがへされ
四三 たふとからざるものにてまかさかえあるものよみがへされよわものにてまかゆよものにてよみがへされ
四四 けっきからだにてまかれいからだよみがへさるゝなりけっきからだありれいからだあり
四五 しるしてはじめひとアダムせいめいあるたましひとなりをはりアダムいのちあたふるれいとなるとあるごとし
四六 れいものさきあらかえっけっきものさきにありれいもののちにあるなり
四七 だいいちひとよりいでつちにつきだいにひとてんよりいでたるしゅなり
四八 かのつちつけものすべつちつけものにるなるてんつけものにるなり
四九 われらつちつけものかたちもつかくのごとのちまたてんつけものかたちもた
五十 きゃうだいわれこれをいはけつにくかみくにつぐことあたハずまたくつものくちざるものつぐことあたハず
五一 五二 われなんぢらにおくぎつげわれらことゞゝくねぶるに
[千九百五十二]
あらわれらみなをはりらっぱならんときたちままたゝくまくわせんそはらっぱならんときしにひとよみがへりてくちわれらもまたくわすべけれバなり
五三 このくつものかならくちざるものしぬるものかならしなざるものきるべし
五四 このくつるものくちざるものこのしぬものしなざるものんときせいしょしるしてかちのまれんとあるかなふべし
五五 なんぢはりいづくあるよみなんぢかちいづくある
五六 はりつみなりつみちからおきてなり
五七 われらをしてわがしゅイエス キリストよりかちしむるかみしゃ
五八 このゆゑあいするきゃうだいなんぢらかたくしてうごかつねはげみしゅわざつとめそはなんぢらしゅありそのなすところのはたらきむなしからざるをしれバなり


第十六章[編集]

せいとためかねいだすことについガリラヤけうくわいめいぜしごとなんぢらおこなふべし
ひとまはりはじめごとになんぢらおのゝゝそのうるところのしたがひてこれいへたくはおけこれいたるときはじめいだすことなからんためなり
われいたらばふみなんぢらえらところひとあたなんぢらめぐみエルサレムたづさへしむべし
もしわれゆくべくバかれらわれとともゆくべし
われマケドニヤとほらんとすればマケドニヤとほるときなんぢらいた
なんぢらともとゞまらんあるひなんぢらふゆすごすことあるべしかくなんぢらわれわがゆくところおくらんことをのぞ
いまみちすがらなんぢらをんことをねがハずしゅもしわれゆるさバしばらなんぢらともをらんことをのぞ
われペンテコステまでエペソをら
そはひろくかつはたらきなすもんひらけてわがまへありまたもとものおほけれバなり


テモテもしいたらバなんぢらつゝしみかれをしておそるゝところなくなんぢらうちをらしめよそはかれもわがごとくしゅつとめつとむものなれバなり
十一 このゆゑなんぢらかれをいやしむることなくやすらかおくりもときたらしめよわれかれがほかきゃうだいたちともきたるをまてばなり
十二 きゃうだい
[千九百五十三]
アポロついてはきゃうだいたちともかれなんぢらいたらんことをわれおほいすゝむれどかれさらにいまゆくことをねがはずされよきをりあらばゆくべし
十三 なんぢらさまかたしんかうたちをとこごとつよかれ
十四 なんぢらおこなところみなあいおこなふべし
十五 きゃうだいステパナいへすなはアカヤはじめなりまたかれらがせいとのことにゆだねつかふるハなんぢらしるところなり
十六 われすゝなんぢらかくごとものおよびこれともつとむものふくせよ
十七 われステパナダルトナトアカイコきたるをよろここれなんぢらのかくところおぎなへばなり
十八 かれらわがこゝろなぐさめたりこのゆゑなんぢらかくのごとものおもんずべし
十九 アジアしょけうくわいなんぢらにやすきとふアクラプリスキラおよそのいへけうくわいしゅありなんぢらねんごろやすきとふ
二十 すべてきゃうだいなんぢらにやすきとふなんぢらきよくちつけやすきとへ
二一 われパウロてづからなんぢらにやすきとふ
二二 もしひとしゅイエス キリストあいせざればのろハるべししゅきたらん
二三 ねがはくハしゅイエス キリストめぐみなんぢらとともにあれ
二四 わがあいすべてイエス キリストにをるなんぢらともあるなりアメン



新約全書哥林多前書 終