国際連合総会決議1004 (ES-II)
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決議1004 (ES-II)
総会は、
ハンガリーにおける人権及び基本的自由の享受が、1947年2月10日にパリで署名されたハンガリーと同盟及び連合国との間の平和条約によって特に保障されていること、そしてこれら権利及び自由の一般原則が国際連合憲章において全ての人々のために確認されていることを想起し、
最近のハンガリーにおける出来事が、ハンガリー国民が自らの基本的権利、自由及び独立を行使し、十分に享受したいという願望を示していることを確信し、
ハンガリー国民が自らの権利を回復しようとする努力を抑圧するためにソビエト軍を用いたことを非難し、
さらに、ソビエト社会主義共和国連邦政府が1956年10月30日に発表した、他国の内政に干渉しないという自らの政策に関する声明に留意し、
ハンガリー政府が1956年11月1日付で事務総長に宛てた、ソビエト社会主義共和国連邦政府に対するソビエト軍の即時かつ迅速な撤退を求めた要請に関する通知に留意し、
さらに、ハンガリー政府が1956年11月2日付で事務総長に宛てた、安全保障理事会がソビエト社会主義共和国連邦政府及びハンガリー政府に対してソビエト軍撤退に関する交渉を直ちに開始するよう指示することを求める通知に留意し、
ソビエト軍のハンガリーへの介入が、ハンガリー国民の間に重大な生命の損失と広範な流血をもたらしたことに留意し、
1956年11月4日のナジ・イムレ首相が行ったラジオによる訴えに留意し、
1. ソビエト社会主義共和国連邦政府に対して、ハンガリー国民へのあらゆる武力攻撃を直ちに停止し、特に武力による介入を含むハンガリー内政へのいかなる形の干渉も行わないよう要請する。
2. ソビエト社会主義共和国連邦政府に対して、追加の武装部隊のハンガリーへの投入を停止し、ハンガリー領内から全ての部隊を遅滞なく撤退するよう要請する。
3. ハンガリー国民が、自国の国家的願望に応えるとともに、その独立と福祉に献身する政府を持つ権利を有することを確認する。
4. 事務総長に対して、ハンガリーにおける外国の干渉によって生じた状況を調査し、事務総長が指名する代表者を通じて現地の状況を直接監視し、その結果を可能な限り早急に総会へ報告するとともに、国際連合憲章の原則に従い、ハンガリーに対する外国の干渉を終結させるための方法を速やかに提案するよう要請する。
5. ハンガリー政府及びソビエト社会主義共和国連邦政府に対し、事務総長が指名する監視団員がハンガリー領内に入国し、国内を自由に移動し、その調査結果を事務総長に報告することを許可するよう要請する。
6. 国際連合の全ての加盟国に対して、事務総長及びその代理人がその職務を遂行するにあたり協力することを要請する。
7. 事務総長に対して、関係する専門機関の長と協議の上、ハンガリー国民が必要とする食料、医薬品、その他同様の物資について緊急に調査し、その結果を可能な限り速やかに総会へ報告するよう要請する。
8. 国際連合の全ての加盟国に対して、また国内及び国際の人道団体に対して、ハンガリー国民が必要とする物資の提供に協力するよう要請する。
1956年11月4日 第564回全体会議
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