作者:馮延巳

提供:Wikisource
作者索引: ふ 馮延巳
(903年(天復3年) - 960年(建隆元年))
馮 延巳(ふう えんし)は、一名馮延嗣正中広陵(今の江蘇揚州江都)の人。五代十国南唐人。南唐の先主李昪・中主李璟に仕えた。父は南唐の先主李昪に仕えて吏部尚書に至った馮令頵(ふう れいがく)。初め、秘書郎を授けられたが、後の中主李璟の側近となり、元帥府掌書記ともなった。李昪が崩じて李璟が即位して後、翰林学士承旨から中書侍郎に進み、ついに左僕射同平章事(宰相)に至った。後に太子少傅となり、卒した。『陽春集』1巻がある。

作品[編集]

[編集]

この作者の作品は、1929年1月1日より前に公表され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。後に出版された翻訳や版にも著作権が発生する場合があります。死後の作品は、特定の国や地域で出版された期間に応じて著作権が発生する場合があります。