コンテンツにスキップ

ニカイア教父とニカイア後教父: シリーズ II/第11巻/ヨハネス・カッシアヌス/十二の書/第7巻/第14章

提供: Wikisource

ヨハネス・カッシアヌスの十二の書

__________

第7巻。

貪欲の精神について。

第14章

[編集]

貪欲という病気が三つあることを示す例。


このように、この病と不健全な状態は三つあり、すべての教父たちによって等しく忌み嫌われています。その一つの特徴は、私たちが上でその汚点について述べたように、哀れな人々を欺き、彼らがこの世に生きていた時には何一つ所有していなかったにもかかわらず、蓄財するように仕向けることです。もう一つの特徴は、人々が後に、世を捨てた当初に手放したものを再び欲するように仕向けることです。三つ目は、欠陥のある有害な始まりから始まり、悪いスタートを切ったことで、一度この生ぬるい心に感染した人々は、貧困と信仰の欠如を恐れて、すべての現世の財産を手放すことを許しません。そして、確かに放棄し、手放すべき金銭や財産を隠している人々は、福音の完成に到底到達できません。聖書には、これら三つの災難が、決して軽んじられることなく受けた例が数多く記されています。ゲハジはかつて手に入らなかったものを得ようとした時、主人から世襲で受け継ぐはずだった預言の賜物を得ることができなかっただけでなく、逆に聖エリシャの呪いによって、永続的ならい病に冒されてしまいました。一方、ユダは、キリストに従う際に放棄した富を取り戻そうとした結果、主を裏切り、使徒の地位を失っただけでなく、すべての人と同じ運命を辿って人生を終えることを許されず、非業の死を遂げました。一方、アナニアとサッピラは、かつて自分のものであったものの一部を隠していたため、使徒の言葉によって死刑に処されました。


この文書は翻訳文であり、原文から独立した著作物としての地位を有します。翻訳文のためのライセンスは、この版のみに適用されます。
原文:

この作品は1931年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。

 
翻訳文:

原文の著作権・ライセンスは別添タグの通りですが、訳文はクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスのもとで利用できます。追加の条件が適用される場合があります。詳細については利用規約を参照してください。