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ニカイア教父とニカイア後教父: シリーズ II/第11巻/ヨハネス・カッシアヌス/十二の書/第10巻/第15章

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ヨハネス・カッシアヌスの十二の書

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第10巻。

アケーディア(嫌気)の精神について。

第15章

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怠惰で不注意な人々にさえ、どれほど親切を示すべきか。


しかしながら、先見の明があり注意深い医師のように、パウロは病人の傷を癒すことに心を砕くだけでなく、人々の健康が絶えず保たれるよう、全体に対して適切な指示を与え、こう言われます。「しかし、善を行うことに疲れ果ててはならない。」私たち、すなわち私たちの道に従う者たちよ、あなたがたは、私たちに倣って働くことによって、あなたがたが示した模範に倣い、彼らの怠惰や不精ぶしょうならってはなりません。「善を行うことに疲れ果ててはならない。」つまり、もし彼らが私たちの言ったことを守らなかったとしても、同じように親切を示しなさいということです。パウロは当時、弱っている人たちが怠惰によって衰弱し、落ち着きのなさや好奇心に屈することを恐れて、彼らに厳格に接していたが、同様に健康な人たちにも、たとえ一部の悪人が健全な教えを受け入れようとしないとしても、主の命令で善人にも悪人にも示されるよう命じられている親切を妨げないようにと勧告している[1]。また、彼らに善行を施し、慰めの言葉や叱責だけでなく、普通の親切や礼儀正しさによっても励ますことをやめてはならないようにと勧告している。


脚注

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  1. マタイ 5:43-45
この文書は翻訳文であり、原文から独立した著作物としての地位を有します。翻訳文のためのライセンスは、この版のみに適用されます。
原文:

この作品は1931年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。

 
翻訳文:

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