コンテンツにスキップ

ニカイア教父とニカイア後教父: シリーズ II/第10巻/著作/信仰について/第2巻/第3章

提供: Wikisource

聖アンブロシウス

信仰について 第2巻

__________

第3章

[編集]

神は唯一であるから、神の子は善であり真実な神である。


33. だが、唯一の神はいないと書いてあるのに、神の子の善性と真の神性を否定する者たちは、どう思うのか[1]。神々と呼ばれるものは存在するが、神と呼ばれているものの実際には存在しない者たちの中に、キリストを数えようとするのか。なぜなら、永遠はキリストの本質であり、キリスト以外に善なる真の神はいないからである。なぜなら、神はキリストの中にいるからである[2]。また、父の本質からして、父の後に真の神はいない。なぜなら、神は唯一であるからである。サベリウス派のように父と子の位格を混同することも、アリウス派のように父と子を分離することもない。父と子は、父と子として、それぞれ異なる位格であるが、その神性を分割することはできないからである。


脚注

[編集]
  1. 1 コリント 8:4
  2. ヨハネ17章22、23節
この文書は翻訳文であり、原文から独立した著作物としての地位を有します。翻訳文のためのライセンスは、この版のみに適用されます。
原文:

この作品は1931年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。

 
翻訳文:

原文の著作権・ライセンスは別添タグの通りですが、訳文はクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスのもとで利用できます。追加の条件が適用される場合があります。詳細については利用規約を参照してください。