トーク:解析概論/附録I/実数の集合の一つの性質

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雑感[編集]

とりあえず typo 等のチェックはしていませんが, 短めの節を狙って写経を一通りやってみました. 脚注があって数式番号が一つも無いという点で特徴のある節かと思います. 基本的に底本の組版スタイルを躍起になって再現するよりは CSS や MediaWiki に任せるべきところは任せるべきという前提でやっていますが, いくつか迷うところがありますのでメモしておきます.

  • 数式は黒木氏の提案に合わせて全て math 要素としたため和文用文字は通らないことから, 底本の組版にあわせるならば三点リーダとすべきと思われるところを \ldots とした (本節には二項演算子の省略は幸いにしてなかったので \cdots は現れていないが, 使い分けるべきかどうかはまようところである).
  • 句読点は和文用ピリオド・カンマとしたが, やはり数式との絡みで欧文用 (いわゆる半角) を用いたほうがすっきりするかもしれない. 同様に括弧は和文中は和文用を用いたが, 底本ではそもそも区別をされない組方であるので, 欧文用とすべきなのかもしれない. (MS系のフォントだと白い部分があってアキがもともと入っているように見えるはずなので本文では手動で半角スペースを入れたりはしていないが, 私の個人的な環境だと普段 IPA フォントで見ているので実は詰まって気持ち悪く見えている.)
  • (x)HTML に変換できない複雑な数式については, 画像化の過程でベースラインについての情報が失われてしまうため, vertical-align 属性を個々に調整したほうが良いかもしれないが目測を要するのは手間である (ソースの可搬性も悪くなる). PDF 出力機能が MediaWiki 側に存在するので, そちらを利用する前提としてみたらどうなるものかとも考えたが, 満足な結果を得るのは難しそうである.

組版関係はいい加減な知識しかないので, 阿呆なことを言って/やっていたらすみません. --Weakmaker 2011年1月4日 (火) 19:51 (UTC)[返信]