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テンプレート:Page other

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これはウィキソースの {{Page other}} テンプレートです。

このテンプレートは、現在表示されているページが校正ページ("Page:" 名前空間)か、それ以外のページ(例えばメイン空間)かを検出する際に、他のテンプレートを補助します。

このテンプレートは、校正ページにおける <noinclude></noinclude> タグの機能を実質的に再現します。つまり、テンプレートが校正ページ上にあるときだけ何かを表示し、他の空間に転記された際にはそれを表示しないようにすることができます。

使い方

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このテンプレートは通常、次のように2つのパラメータを取ります:

{{page other | Page: ページ用テキスト | その他ページ用テキスト }}

テンプレートが校正ページ(すなわち "Page:" 名前空間)上にある場合、次のような出力になります:

Page: ページ用テキスト

その他のページ上にある場合は、次のようになります:

その他ページ用テキスト

よくある使用例として、脚注をテンプレートで挿入するものがあります。校正ページではページごとに脚注を表示し、本文がメイン空間へ転記されたときには脚注は最後にまとめて表示されます。 通常は <noinclude></noinclude> タグでこれを制御しますが、テンプレート内で脚注を出力したい場合などに便利です。

例:脚注(「脚注テキスト」)[1]

{{page other | {{reflist}} }}

テンプレートが校正ページ上にある場合、以下のように出力されます:

  1. 脚注テキスト

上記の例では "other" パラメータは使用していません。校正ページ以外でのみ何かを表示したい場合は、"page" パラメータを空にしておくことができます。

demospace パラメータ

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テストや表示例用として、このテンプレートは demospace パラメータを受け取ることができます。

  • 値が page の場合、「Page:」空間として動作し、1番目の引数(校正ページ用テキスト)を返します。
  • 値が other またはその他の名前空間であれば、2番目の引数(その他のページ用テキスト)を返します。
  • 空または未定義の場合、現在のページの種類に基づいて判定されます。

例:

{{page other 
| Page: ページ用テキスト 
| その他ページ用テキスト 
| demospace = main
}}

このコードは、どのページで使用しても以下のように出力されます:

その他ページ用テキスト

テンプレート自体が demospace パラメータを受け取れるようにしておけば、ドキュメント内で出力結果の違いを示すのに便利です。記述例:

{{page other 
| Page: ページ用テキスト 
| その他ページ用テキスト 
| demospace = {{{demospace|}}}
}}

関連項目

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  • {{Main other}}:メイン空間とそれ以外で内容を切り替える
  • {{Index other}}
  • {{Page index other}}:Page: / Index: / その他の空間で出力を切り替える
  • {{Namespace detect}}:名前空間ごとの出力切り替えに使える汎用テンプレート
  • {{Namespace link}}:名前空間によってリンク先を変えるテンプレート
  • {{Double link}}:Page: 空間とメイン空間でリンクの出力を切り替える
  • {{Scan page link}}:Page: / Index: / メイン空間でリンク先を変えるページ番号リンク
  • {{TOC link}}:Page: 空間内で使う目次ページリンク用テンプレート