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テンプレート:Markup

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テンプレートの解説[表示] [編集] [履歴] [キャッシュを破棄]

このテンプレートは、マークアップやコードと、それによって表示される出力を並べて表示するために使用します。

使い方

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{{Markup}} の引数は、ウィキマークアップ の2つのコピーをペアで指定します。1つ目の引数は <nowiki> タグで囲んでください。テンプレートは2列の出力を生成し、左側にマークアップ、右側にその表示結果を示します。このテンプレートは、最大40個の無名パラメーターを受け取り、最大20行の例を表示できます。

次のように書くと:

{{markup|&lt;nowiki>'''Bold text'''&lt;/nowiki>|'''Bold text'''}}

以下のように表示されます:

Markup Renders as
'''Bold text'''

Bold text

多くの場合、両方の列に記述するマークアップは同一ですが、状況によっては異なる内容を使う必要があります。そうした問題がない場合は、コードを2回書く手間を省くために {{subst:mra}} テンプレートを使用できます。

  • == のような見出しのマークアップは、ページの目次に表示されてしまうため、2列目では {{fake heading}} を使って目次への表示を防ぐことができます(例は下記を参照)。
  • 一部のテンプレートは、ページをメンテナンスカテゴリに追加してしまう場合があります。
  • テンプレートにエラーチェックが含まれている場合、同様にメンテナンスカテゴリへ分類されることがあります。
    • 出典表記形式1 テンプレートにエラーがある場合は、2列目のテンプレートに |template doc demo = true を追加してください。
    • この問題や関連する赤いエラーメッセージを避けるためには、各例で異なる出典を使うようにしてください。
  • HTMLエンティティは <nowiki> タグで囲んでいても、左側のセルでは解釈されます。この問題を回避するには、1列目では &&amp; に置き換えてください(を参照)。

両方のマークアップは、先頭に改行を含めるのが望ましいです。特に先頭行が新しい行で始まる必要がある場合(#, * , ; など)には必要です。

使用例

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複数行の例

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Markup Renders as
'''太字のテキスト'''

太字のテキスト

''斜体のテキスト''

斜体のテキスト

[[内部リンク]]
{{cite book|ref=none|last=Smith|year=2021|title=Smith's book}}

Smith (2021). Smith's book 

<score>\relative c' { c( b~ c b c b c b c~ c)}</score>
\relative c' { c( b~ c b c b c b c~ c)}

カスタムタイトルと列ヘッダー付きの例

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Wikipediaで狐と犬について書く方法
ウィキテキストでこのように記述 すると記事ではこのように表示されます
The quick brown [[fox]] jumps over the lazy [[dog]].

The quick brown fox jumps over the lazy dog.

複雑な例

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この例では、{{Markup}} の2列目に {{fake heading}}(目次に見出しを表示させない)や {{fake citation needed}}(メンテナンスカテゴリへの追加を防ぐ)を使用しています。

Markup Renders as
The quick brown fox jumps over the lazy dog.{{#tag:ref|A footnote.<ref>A reference for the footnote.</ref>|group=nb}} The cow jumped over the moon.{{fact}}

== Notes ==
{{reflist|group=nb}}

== References ==
{{reflist}}

The quick brown fox jumps over the lazy dog.[nb 1] The cow jumped over the moon.[要出典]

Notes
  1. A footnote.[1]
References
  1. A reference for the footnote.

HTMLエンティティを含む例

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マークアップ列では HTML エンティティが解釈されてしまいます。これを回避するには、1列目で &&amp; に置き換えてください。

{{Markup| &lt;nowiki>&amp;amp;ndash;</nowiki> | &amp;ndash;}}

このように表示されます:

Markup Renders as
&ndash;

記号「|」および「=」を含む例

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マークアップに 縦棒|)や 等号=)が含まれる場合、それらは マジックワードである {{!}} または {{=}} に置き換える必要があります。置き換えない場合、テンプレート

Markup Renders as
のパラメーターの区切りや名前と値の区切りとして解釈されてしまいます。したがって、以下のように記述してください:
{{markup
|&lt;nowiki>use <code>|lang = en</code></nowiki>
|use <code>{{!}}lang {{=}} en</code>
}}

このように表示されます:

Markup Renders as
use <code>|lang = en</code>

use |lang = en

それ以外の例

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Markup Renders as
{{cite book |last=White |first=T. H. |title=The Book of Merlyn |year=1977}}

White, T. H. (1977). The Book of Merlyn 

{{code|lang=html|{{cite book |last=White |first=T. H. |title=The Book of Merlyn |year=1977}}}}

<cite style="font-style:normal" class="citation book" >White,&#32;T. H.&#32;(1977).&#32;''The Book of Merlyn''</cite><span class="Z3988" title="ctx_ver=Z39.88-2004&rft_val_fmt=info%3Aofi%2Ffmt%3Akev%3Amtx%3Abook&rft.genre=book&rft.btitle=The+Book+of+Merlyn&rft.aulast=White&rft.aufirst=T.+H.&rft.au=White%2C%26%2332%3BT.+H.&rft.date=1977&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88:Markup"><span style="display: none;">&nbsp;</span></span>

入力補助: テンプレート {{mra}}

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{{mra}} は、ソーステキストを自動的に複製して、1列目に <nowiki> タグを追加する手間を省いてくれるテンプレートです。

このように記述すると:

{{subst:mra|'''太字のテキスト'''|''斜体のテキスト''}}

次のようなコードが生成されます:

{{markup|
&lt;nowiki>'''太字のテキスト'''</nowiki>|'''太字のテキスト'''|
&lt;nowiki>''斜体のテキスト''</nowiki>|''斜体のテキスト''}}

このように表示されます:

Markup Renders as
'''太字のテキスト'''

太字のテキスト

''斜体のテキスト''

斜体のテキスト

関連項目

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  • {{Markup HTML Rendered}} — ウィキテキスト、HTML、レンダリング出力を3列で表示するテンプレート
  • {{Markup2}} — 箇条書きやインデント付きのマークアップ表示用
  • {{Markupv}} — 上下に並べて表示するバージョン
  • {{Automarkup}} — コードサンプルを2回書かずに済むテンプレート

テンプレートデータ

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これはビジュアルエディターテンプレートウィザードにより使用されるテンプレートのためのTemplateData文書です。

Markup

テンプレートパラメーター[テンプレートデータを編集]

パラメーター説明状態
margin-leftmargin-left

表の左側マージンを設定します。

既定
0
文字列省略可能
widthwidth

表全体の幅を設定します。

既定
auto
文字列省略可能
stylestyle

表全体の見た目を変更するCSSスタイル

文字列省略可能
noheadersnoheaders

(例: noheaders=on)と設定すると列の見出しとタイトルを非表示にします。

文字列省略可能
titletitle

表の上部に表示するタイトル

既定
なし
文字列省略可能
tagtag

マークアップ表示に使うタグ。デフォルトは pre。syntaxhighlight は1行表示にのみ対応。

値の候補
pre syntaxhighlight
既定
pre
文字列省略可能
colheaderstylecolheaderstyle

両列の見出しのスタイルを一括で設定します。

文字列省略可能
col1headerstylecol1headerstyle

1列目の見出しの見た目を変更するCSSスタイル。colheaderstyleより優先されます。

文字列省略可能
col1col1

1列目(マークアップ/コード)の見出し

既定
「マークアップ」
文字列省略可能
col2headerstylecol2headerstyle

2列目の見出しの見た目を変更するCSSスタイル。colheaderstyleより優先されます。

文字列省略可能
col2col2

2列目(出力)の見出し

既定
「表示結果」
文字列省略可能
1列目のスタイルcol1style

マークアップ列の見た目(列幅など)を変更するCSSスタイル

既定
none
width:20em;
文字列省略可能
2列目のスタイルcol2style

出力列の見た目(背景色など)を変更するCSSスタイル

既定
none
background-color:#fff;
文字列省略可能
マークアップテキストのスタイルcodestyle markupstyle

1列目(マークアップ)のテキストの見た目を変更するCSSスタイル

white-space: nowrap;
文字列省略可能
出力テキストのスタイルoutputstyle

2列目(表示結果)のテキストの見た目を変更するCSSスタイル

white-space: nowrap;
文字列省略可能
paddingpadding

各セルの内側の余白(パディング)

既定
5px
文字列省略可能
11

1行目・1列目(マークアップ/コード)に表示する内容

文字列省略可能
22

1行目・2列目(出力)に表示する内容

文字列省略可能
33

2行目・1列目の内容(以下同様)

文字列省略可能
44

2行目・2列目の内容(以下同様)

文字列省略可能
3939

最終行の1列目の内容

文字列省略可能
4040

最終行の2列目の内容

文字列省略可能