解析概論/第5章/練習問題(5)
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[編集] 練習問題(5)
(2)
(不定形)
が解析函数
の零点ならば,

として
をも許容する.また,
は,
でない最初の番号.例えば
[1º]

[2º]

[解]
[1º] では
を変形してから
へ行く. [2º] ではむしろ分母分子の Taylor 展開を用いるがよい.(3)
[1º]

[2º]

[3º]

(4)

[解]
簡単のために
に関して計算すれば

に
を代入して引くとよい.(6)

[解]
が実根を有しないか,または二つの相異なる負根または相等しい負根を有するかに従って三つの場合が生ずるが,結果は上記の通り.(9)
(Laplace)(10)
が奇数なるとき,Bernoulli の多項式
は区間
において,
においてのみ
になる.
が偶数のとき,
は
において,ちょうど二つの根
を有する.また,
のとき,
は
において
と同じ符号,
において反対の符号を有する.
[解]
を奇数とする.
は
の式(233 頁)から,
は 234 頁 (16) からわかる.さて,もしも
が
においてその他に根を有するならば,234 頁 (15) によって,
は
の内部において少くとも三つ,従って
は少くとも二つ,すなわち
以外の根を有しなければならない.従って
も同様であるが,
は三次だから,これは不可能である.問題の後段は上記からわかる(234 頁 (16) 参照).(15)
実数軸上の区間
において
が連続ならば,
を線分
外の任意の複素数とするとき

に関する微分可能性!)線分
の代りに任意の曲線
を取ってもよい.特に
が閉曲線ならば

内および
外において正則なる解析函数である.
(16)
原点
を中心とする半径
の円周
に関するCauchy の積分公式

と置いて,極座標を用いる.すなわち
上では
,また
内の
とすれば
(1)

(2)

は原点における
の値である(Poisson).
(18)
(119 頁 (1))から Cauchy の積分公式(215 頁 (4))によって

は点
を含む閉曲線である.今
として,
を中心とする半径
の円を
とすれば
(Legendre)[解]
の周上で
なることを用いる.(19)
根号は
の正負に従う. (Laplace)
[解]
平面上
の二つの根
を結ぶ線分
を
平面から除けば

における極のほか,全平面で(
でも)正則であるから,
を包む閉曲線を
とすれば

における留数に等しい.それは問題 (17) の (1) によって
に等しい.一方
は極限において
間を往復する二重線分としてよい.そのとき
から標記の積分を得る.
上では
.(
)(20)
が
の
次の零点ならば
は
の一次の極で,留数は
に等しい.
が
の
次の極でも,
は
の一次の極であるが,留数は
に等しい.(21)
領域
において
は一意的で,極よりほかの特異点(真性特異点)をもたないとき,
は
において有理型(meromorphic)であるという.そのとき
内の閉域において
の極の数は有限である.
が一定の値
を取る点も同様である.
(22)
単連結な領域
において
は有理型で,
は
内で
の零点および極を通らない閉曲線とする.然らば
の内部に含まれる
の零点および極の数(次数を計算に入れて)を
および
とすれば

が
上を正の向きに一周するとき,
(任意の枝)の増加は
に等しい.
[解]
問題 (20) の応用.(23)
は
において正則,
は前の問題と同様として,なお
上で常に
とするならば,
の内部において

と同数の根を有する.[Rouché の定理]
- ↑ 問題 (1)-(19) は実数への応用である
は
である.最初の二,三の項は

は
において正則であるが,
は分岐点であるから,

を
で囲まれた矩形の周に沿って積分すれば簡単に求められる.
のときは半円の代りに図のような第一象限の積分路を用いて
.それを


は正の整数で
.
は被積分函数の極点である.図のように角が
なる扇形の周に沿って積分するとよい.
(
から(
.
として定数
(
に変換
を行うとよい.
の函数方程式を用いて
は 
を
とすれば,
だから,
の最初の一項だけを取って,

は
を 

),また
とすることができる.そのとき
として
を
とすれば 

ならば
ならば
の零点も,孤立するのである.
であることによる.