解析概論/第2章/練習問題(2)
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[編集] 練習問題(2)
(5)
ある領域において
は連続で,点
を除いては
は連続とする(すなわち点
では不連続かもしれないのである).然らば

が存在すると仮定するときに,左辺の
が存在して,等式が成り立つのである.
(7)
合成函数の微分.
において
とすれば

なる整数
のすべての組合わせの上にわたる.ただし
とする.(Fáa di Bruno)
(8)
において
ならば

は
における
のただ一つの根に収束する(Newton の近似法).
ならば 
ならば
を
に代用する.
[解]
が単調に増大することから,根がただ一つあることがわかる.その根を
とする.
が単調に増大して,しかも
よりも小であることは
が凸函数であることからわかる.今かりに
とすれば,
だから,
から
すなわち 
である.[例]
一例として
の解を求めてみるとよい.ここでは

にあるが,
だから
を用いる.さて
の真数表を繰ってみれば,求める角は
と
との間にあることがわかる.よってラジアンに直して

も
も根
と小数第三位までしか合わないが(
)

と合う.
.([注意]参照)(9)
有理式
の相隣る極値点が,共に極大点ならば,その中間の或る点
において
.(10)
に関して
[1º]
極値を求めよ.[2º]
なる区域の形を研究せよ.(11)
三角形
の平面上で,三つの頂点からの距離の和が最小である点を求めること.
三角形の内部の点と三つの頂点との距離の和は最も長い二辺よりも小である.
[解]
(最小の場合)各角が
よりも小であるときは,求める点は三角形の内部にあって,その点から各辺を見込む角が
に等しい.一つの角が
以上ならば,その角の頂点が求める点である.[注意]
微分法によって解き,初等幾何学の解法と比較するとよい.
において
ならば,
なる
とすれば,
は
次の多項式で,それは
の根によって隔離される.
とすれば
は
の根に関しても,
[
において
のとき
とする.もしも
とするならば,右への微分商の意味で
.

における第二階の偏微分商を求めよ.(もちろん
または
のとき
または
で補充されたものとするのである.)
.
に
の
の項を集める.
から
で割って
.これから
の誤差の程度がわかる(
).