解析概論/第2章/指数函数および対数函数
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[編集] 17.指数函数および対数函数
底
とすれば,指数函数
は区間
において連続かつ単調増大で,
.ゆえに逆函数
は区間
において連続で,単調に
から
まで増大する.
の微分法は周知であるが,これは基本的だから一応説明しておこう.
が微分可能ならば,

だから,問題は

すなわち
における
を求めることに帰する.
まず
とする.然らば
.故に
と置けば,
.指数函数の連続性(§10)によって
のとき,
,従って
.
さて
だから

のとき
,従って
,(§9).
は連続函数だから,
のとき
.故に

以上
とした.
ならば,
の代わりに
と書けば,

のとき,
だから,

故に
(1)

のときには
は単調減少であるが,同様にして (1) を得る.特に
とすれば,
だから,
(2)

逆函数に移れば(定理 18)
![]() |
(3) |
| (4) |
(1) と (2) と,または (3) と (4) とを比較すれば,対数の底として
を採用することの便利なる所以が了解される.解析学では,
は
を底とするものと了解する.
を底とする対数を自然対数(natural logarithm)といい,それを特記するために,
または略して
などの記号を用いるが,通常は単に
と書く.すなわち,
を採用することの便利なる所以が了解される.解析学では,
は
を底とするものと了解する.
を底とする対数を自然対数(natural logarithm)といい,それを特記するために,
または略して
などの記号を用いるが,通常は単に
と書く.すなわち,

要約すれば

[注意]
は
に対してのみ定義されているから,上記のように
のとき
.然るに
に対しては,
であるから,
が負の場合も込めて,
.巾函数 
任意の指数 
に関して

従って



等は微分可能な
でない点
も微分可能で(上記




