解析概論/第1章/練習問題(1)
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[編集] 練習問題(1)
(1)
とすれば,数列
は同一の極限値に収束する.この極限値を
の算術幾何平均という(Gauss).(2)
,一般に
とすれば,
が存在する.
[1º]
のとき,
,と置けば,
[注意]
[1º] において,直径
なる円に内接,外接する辺数
の正多角形の周の長さを
と書いて,
とすれば,
で,極限
.故に
または
として,
の近似値が求められる.これは円周率
の素朴なる計算法の整理である.ただし収束は,はなはだ緩慢である.(3)
有界なる数列
に関して

または
は
で置き換えられない.例:
和の代りに差,積,商を取ればどうか.
(4)
が無理数ならば,
,
が有理数(
は既約分数で,
)ならば,
とする.このようにして区域
において定義される函数
の連続性はどうであるか
[解]
が有理数ならば,
において不連続.
が無理数ならば,
において連続
が小数
桁までの十進数(すなわち
で
は
で割れない整数)なるとき,
で,その他の
に対しては
とするならば,結果は同様である.(5)
は
において連続とする.もしも
内に稠密に分布されている点
において(例えば
が有理数なるとき)
と
が相等しい値を取るならば,
のすべての点
において
.
二次元以上でも同様である.
(6)
は或る区間
の有理数
に関してのみ定義されていて,かつ連続の条件を満足するとする.すなわち
式でいえば
なるとき,
.そのとき,
の定義を拡張して区間
において連続なる函数が得られるであろうか? (例: 25 頁に述べた
の拡張.)
[解]
必要かつ十分なる条件は,上記の連続条件が一様性を有すること(
のみに関係して
に関係しない
が存在すること)である.25 頁で,
に関しては単調性を用いたが,今度は Cauchy の判定法を用いる.(7)
は
で連続で
ならば
.(Cauchy)
[解]
に
を代用すれば
なる場合に帰して,幾分か簡単になる.一例として
が挙げられる.(8)
は区域
における連続函数で,
が区域
に属するとき,
は区域
に属するとする.また,
は区域
における連続函数とする.然らば,
は区域
における連続函数である.
要約すれば,連続函数の連続函数は連続函数である.二次元以上でも同様である.
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のとき,
と置けば,
.ただし
(
のとき
はすべての実数値
に関して成り立つ.ただし,
が
において,
の連続性は,
平面上の有界なる区域で,