水害地方地租特別處分法

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水害地方地租特別處分法

水害地方地租特別處分法すいがいちほうちそとくべつしょぶんほう

  • 明治33年1月9日法律第1号
  • 施行: 明治33年1月29日 → 法例第1条
  • 廃止: 昭和29年5月22日 → 大蔵省関係法令の整理に関する法律第1条第73号
  • 常用漢字表記: 水害地方地租特別処分法
  • 註: 以下のリストに掲載される漢字JIS X 0208外の異体字であり、Unicode表のBMP(基本多言語面、0面)が正しく表示できない環境によっては正しく記されない可能性がある。尚U+FA30からU+FA60の文字は、JIS X 0213対応のフォント(IPAフォント等)による記述を行っている。
    • 凡例
      親字 → 異体字 (Unicode番号) ; 異体字の説明。
    • 内 → 內 (U+5167) ; 「人」の部分が「入」となる字形
    • 免 → 免 (U+FA32) ; 「俛」の旁部分となり、1、2画目の部分が「刀」となる字形
    • 徴 → 徵 (U+5FB5) ; 旁が「澂」の旁部分となる字形
    • 既 → 既 (U+FA42) ; 「漑」の旁部分となる字形
    • 祈 → 祈 (U+FA4E) ; 偏が「示」となる字形
    • 者 → 者 (U+FA5B) ; 「偖」の旁部分となる字形
    • 税 → 稅 (U+7A05) ; 旁が「兌」となる字形

朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル水害地方地租特別處分法ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム

        

明治三十三年一月八日

內閣總理大臣 侯爵山縣有朋

大  藏  大  臣 伯爵松方正義

法律第一號

水害地方地租特別處分法

第一條  本法ハ明治三十二年七月ヨリ十月マテノ洪水ニ因リテ生シタル損害地ニ適用ス

第二條  荒地ニ至ラサルモ收穫皆無トナリタル土地ニ限リ明治三十二年分地租ヲ免除ス

第三條  前條ニ該當スル土地ノ地租延納年賦金ハ明治三十二年分ニ限リ之ヲ除ス

第四條  本法ニ依リ損害取調中ハ其ノ地租徵收ヲ猶豫ス

第五條  本法施行前ニ徵收シタル既納ノ地租金ハ之ヲ還付ス

第六條  本法ノ施行ニ關シテハ願又ハ行政訴訟ヲ提起スルコトヲ得

第七條  本法ニ依リ處分ヲ受ケムトスル者ハ明治三十三年六月三十日迄ニ申出ヘシ若此ノ期限內ニ申出サルモノハ本法ノ處分ヲ受來ルコトヲ得ス

附則

本法ニ依りテ特免シタル地租ハ法律上總テノ納稅資格中ヨリ控除セス