水五訓

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水五訓[編集]

一、自ら行動して他を動かすものは「」なり
一、障害に遭いて激し、その勢力を百信にするは「水」なり
一、常に己れの進路を求めてやまざるは「水」なり
一、自らを潔うして他の汚濁を洗い、しかも清濁併せ容れるは「水」なり
一、洋々として大海を満たし、発しては雲となり雨と変じ、凍っては氷雪と化し、しかもその性を失わざるは「水」なり