枕草子/第四段
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思はむ子を法師になしたらむこそ、心ぐるしけれ。ただ、木の端などのやうに思ひたるこそ、いといとほしけれ。精進もののいとあしきをうち食ひ、睡ぬるをも、若きはものもゆかしからむ、女などのあるところをもなどか忌みたるやうにさしのぞかずもあらむ、それをもやすからずいふ。まいて、験者などはいとくるしげなめり。困じてうち眠れば、「眠りをのみして」など、もどかる。いとところせく、いかにおぼゆらむ。これは、むかしのことなめり。いまは、いとやすげなり。
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