八重衣

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地歌

八重衣
小倉百人一首より5首

地歌。小倉百人一首より衣にちなんだ5首をあつめたもの。第1首より順に、 古今集、巻一、春歌上、光孝天皇新古今集、巻三、夏歌、持統天皇。 新古今集、巻五、秋歌下、参議雅経後撰集、巻十、秋歌、天智天皇。 新古今集、巻五、秋歌下、後京極摂政前太政大臣。 作曲は、石川勾当。箏手付は、八重崎検校

君が為め、春の野に出でて若菜摘む、我が衣手に雪は降りつつ。
春過ぎて、夏来にけらし白妙しろたへの、衣ほすてふあま香具山かぐやま
三芳野みよしのの、山の秋風小夜さよふけて、古郷ふるさと寒く衣打つなり。
秋の田の、かりほのいほとまをあらみ、わが衣手は露にぬれつつ。
きりぎりす、鳴くや霜夜の狭筵さむしろに衣片敷き独りかも寝ん。


Wikipedia
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  • 底本: 今井通郎『生田山田両流 箏唄全解』下、武蔵野書院、1975年。
  • Public Domain この作品は1899年3月4日以前に公表されたもので、作者の死亡から100年以上経過しているため全世界でパブリックドメインの状態にあります。