ラグビーに関する日本国国会での発言
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このページは、日本の国会で出されたラグビーに関する発言等を掲載する。なお、肩書き等はいずれも当時のものである。
目次 |
[編集] 1987年2月17日衆議院本会議
発言者:安井吉典 議員(故議員川田正則君に対する追悼演説)
君は、学生時代、学業に励まれるとともに、ラグビーの選手としても勇名をとどろかせ、全国学生東西対抗ラグビーで東軍の精鋭フィフティーンの一員として抜てきされるなど、大いに青春の情熱を燃やされました。君は、日ごろから「ラグビーというスポーツはチームワークを大切にするが、政治の世界も同じである。自分一人がスターになろうとしてはいけない。みんなでよく働き、連帯感を持つことが大切である」と述べておられました。私もオールドラガーの一人として全く同感でありますが、思うに後年、君が政治家川田正則として大成された基盤は、まさにこの時期に培われたと想像されるのであります。 (中略) 君の密葬のとき、霊前に楕円のラグビーボールが供えられており、このボールは君のお棺の中に納められました。大学時代、ラグビーに打ち込まれていた君は、郷里に帰ってからも旭川ラグビー協会長として地元のラグビーの振興に尽くされておりました。四、五歳から中学生までの子供たちのラグビー・ヘビー・スクールの校長でも君はあられました。一昨十五日、雪のグラウンドで川田先生追悼試合が行われ、その後、社会人もベビー。スクールも選手一同そろって御霊前に君の好物であった大福もちを供え、深くぬかずきました。
[編集] 2000年11月20日衆議院本会議
発言者:武山百合子 議員
最後に、森総理大臣に申し上げます。
あなたの好きなラグビーに例えるならば、あなたは、国政という重いボールを持って走り出しました。しかし、ゴールがどこにあるのかわからずやみくもに走ったあげく、あちらこちらで反則を繰り返し、ついには味方からもタックルされるという憂き目に遭っているのであります。
さあ、もうノーサイドです。直ちに衆議院を解散して総選挙を断行し、新しい政権の選択を国民の手にゆだねるべきです。
[編集] 2000年11月21日衆議院本会議
発言者:野田佳彦 議員
森総理が大変お好きなラグビーは、ボールをこのように前に投げるとスローフォワードという反則をとられてしまいます。だから、後ろへ後ろへとパスをしながら進んでいくスポーツです。八月末の、まずは十兆円ありきという亀井政調会長のキックオフで始まった今回の予算編成は、ラグビーと同じように、財政負担というツケを後ろへ後ろへとパスをするものであり、未来に対して余りにも無責任であると思います。
[編集] 2005年3月15日衆議院総務委員会
出典:衆議院会議録情報 第162回国会 総務委員会 第10号
発言者:山花郁夫 議員
○山花委員
- ちょっとまだ詰めたいところもあるんですけれども、もう一点の問題について質問をいたします。
- 企業との関係ということが今答弁の中で出てきましたけれども、先日、ラグビーの日本選手権、二月十二日の準々決勝ですけれども、大学選手権を物すごい成績で制しました早稲田大学と社会人のトヨタとの準々決勝の試合が生で放送されるはずだったものが、一たん録画になると報じられまして、その後また生でというような形で、少しばたばたとしたことが報じられておりました。この点について、最終的には生中継に戻ったようですけれども、どういう経緯でこういうことが起きたのかということについて、説明をお願いいたします。
○諸星参考人(日本放送協会理事 諸星 衛)
- お答えいたします。
- 生中継を録画に変えた理由といたしましては、今回問題となりました、日本ラグビー協会がNHKとの間で結んでいる協定に違反したということ、それからまた、もう一つは、公平中立であるべきレフェリーのジャージーに企業名が入ったということであります。
- つまり、私どもは、日本ラグビー協会といわゆる共催協定を結んでおります。これは、大会会場に広告等を出す企業を募る場合には、事前にNHKの意見を尊重するという内容であります。今回、これが全く事前の連絡もなく無視されたということであります。レフェリーのウエアにもこれは適用されるものであります。
- 私どもは、これを撤回するように申し入れましたけれども、これが聞き入れられないということで、二月十日に、これは生放送ではなくて、企業名が過度な露出をしないような形で映像を編集した上で、録画で放送しようということを決めました。しかし、その後、たくさんのラグビーファンからの生中継の要望、それから、ラグビー協会も非を認めて直前に記者会見するというようなことがありまして、生中継に戻すということにいたしました。いずれの場合も、放送総局として検討して決定したものであります。
- いずれにしましても、ファンの皆さん、それから視聴者に、大変お騒がせいたしまして、大変申しわけなく遺憾に思っております。
○山花委員
- 今の説明なんですけれども、事前にこちらも議論させていただいて、中正公立であるべき審判に企業広告がなじまないというのは、こういうことを言われるとちょっと変じゃないですかということで言っていたんですけれども、そうやって答弁されましたから。
- こちらもラグビーフットボール協会に確認をさせていただいておりますけれども、協定書の恐らく第九条のことを指されているんだと思いますが、大会の会場に看板を掲示する際には事前にNHKの意向を聴取し、これを十分尊重するという中身でありまして、必ずしもジャージーのが看板に当たるのかどうかというのは明確に規定されているわけではないのではないでしょうか。
- また、九八年から二〇〇二年までの日本選手権の主要試合では、審判にオムロンの名称が入っていますし、二〇〇三年の大学選手権ではマイクロソフトのロゴが審判員の胸に入っております。また、ロゴの面積は朝日新聞と同じであるということもラグビー協会から確認をとっております。
- つまり、そういうふうに言われますけれども、例えばラグビー協会が陳謝したところで、コマーシャリズムとの関係で問題があるという指摘だとすると、それは切りがないじゃないですか。もっと言えば、今アマチュアの世界にもコマーシャリズムが入ってきていまして、何せオリンピックにプロの選手が出るぐらいの時代でありますから、そういう距離をとることが非常に難しくなってきているのも事実だと思います。例えば大相撲なんかでも、懸賞金が出るときには画面を引いて対戦成績を映したりとかして、気を使っているのかなと思っております。あれについては、ただ、ずっと過去からの蓄積があってああいう形をとっているんだと思います。
- ただ、今のような説明をいただきますと、公正中立であるべき審判に企業広告が入っていたからということであれば、それはラグビー協会が陳謝しようが何しようが映すべきでないという判断が優先されるべきではないかと。私は映すなと言っているつもりはありませんけれども、余り明快な話ではないような気がします。
- 例えば、BSでメジャーリーグの中継をやっています。あれで、例えば松井選手が出るヤンキースタジアムに、後ろに読売新聞というふうに広告が出ていて、私はてっきりあれはヤンキースタジアムに書いてあるのかなと思ったら、あれは実在しないバーチャルだそうじゃないですか。
- つまりは、そういうことを、技術的にはバーチャルなんですから、取り除こうと思えば取り除けるものについても平気で流していながら、ラグビーのジャージーにロゴが入っていることを問題にするというのは、個別の、朝日新聞とどういう背景があったかということを聞いているのではなくて、そういった企業と放送協会との間の距離、あるいは、コマーシャリズムに対してどういう距離を持っていくかということについて、もっと明確なガイドラインがあって、それに従っていただく必要があるのではないかと思います。
(注-中略)
- この点、ガイドラインとか、こういうことについて、今あるものがあったらそれをきっちり守るということと、それと、今後こういった問題についてどういう形で取り組んでいくおつもりなのかということについて、御答弁をいただきたいと思います。
○諸星参考人 お答えいたします。
- 審判のロゴにつきましては、私どもは、確かに時代とともにこれはかなり変わっていくものだと思います。ただ、現状では、まだ視聴者にも必ずしもなじんでいないのではないかという気がいたします。多くのスポーツでも審判にロゴは入っておりません。
- それから、オムロンの件でありますけれども、これは、私どもが契約する前からそういう契約になっておりまして、その契約が切れた平成十五年以降は入っておりません。
- それから、私ども、ガイドラインを持っておりまして、放送ガイドラインあるいは番組基準ハンドブックなどで、広告放送をしないということでやっておりますけれども、先生言われましたように、これは恐らく時代の変遷とともに変わっていくものだと思います。その点につきましては、世論の動き、視聴者の動き、あるいはスポーツ業界の動きなどを見ながら、場合によっては変えていくことも必要だろうというふうに考えております。